会計ソフトfreeeって使い心地どうですか?
私は、クラウド型会計ソフトを何種類か実際に使用してみました。
この記事では、その経験を元に包み隠さず、お話ししていきます。
先に結論を言うと、
ただし、仕訳ができない人には、最高の会計ソフト!
そして、スマホでの操作性がすばらしい。
実は私は、マネーフォワードクラウドを選びました。
(マネーフォワードクラウドについては「マネーフォワードクラウドの特徴・料金・評判|実際に使って辛口レビュー -」で詳しく説明しています。)
私がfreeeを選ばなかった理由は、どうしても仕訳の入力方法が馴染めなかったからです。
会計ソフトfreeeは、スマホでの操作性など、すごくいい機能もあったので、苦渋の選択でした。
会計ソフトには大きく分けて、クラウド型とインストール型の2つがあります。(詳しくは「会計ソフトはクラウド型?インストール型?|比較・メリット・デメリットを解説 」で記事にしています。)
そして、私がメリットが多いと思ったのがクラウド型です。
会計ソフトfreee(フリー)は、そのメリットが多い、クラウド型の会計ソフトです。
実は、クラウド型会計ソフトは、操作性以外、そんなに違いはありません。
そこで、この記事では、会計ソフトを選ぶ上で操作性のイメージ付きやすいよう、実際の画像をふんだんに使って解説しました。
画像をたくさん使っている関係上、動作が重くなってしまっているかもしれません。
また、画像が小さくて見えづらい場合は、クリックして拡大すれば大きくなります。
- 会計ソフトfreee(フリー)の特徴・メリット・デメリット
- 会計ソフトfreee(フリー)の料金体系
- 会計ソフトfreee(フリー)の口コミ
この記事を書いている人 -WRITER-
- 会計ソフトfreee(フリー)の特徴
- 会計ソフトfreeeのメリット・デメリット
- 会計ソフトfreeeの料金体系
- 会計ソフトfreee(フリー)の口コミ
- まとめ:会計ソフトfreeeは、スマホでの操作性抜群!初心者にやさしい反面、経理経験者には使いづらいかも・・・
会計ソフトfreee(フリー)の特徴
会計ソフトfreee(フリー)の特徴は以下のとおりです。
- 経理(仕訳)がわからなくても簡単に入力できる
- 質問に答えるだけで簡単に書類が作れる
- 連携の自動化(自動入力・自動仕分)
- 請求書や経費・給与なども連携
- ネット環境があればどこでも操作可能
- 完全無料でアップデート
- 充実のサポート体制
会計ソフトfreee(フリー)は30日無料で体験できます。
ここでは、この無料体験で実際に行った操作画面も表示し、解説していきますね。
それでは1つ1つ見ていきましょう。
会計ソフトfreee(フリー)の特徴①
経理(仕訳)がわからなくても簡単に入力できる
会計ソフトfreee(フリー)では、経理や仕訳がわからなくても、簡単に仕訳ができる操作性を兼ね備えています。
仕訳の入力画面を見てください。
赤枠を入力し、「収入を登録」ボタンを押すと、青枠のように仕訳してくれます。
実は経理がわかる私にとってはこれが手間でした。
仕訳がわかる人からすると、最初っから、青枠のように仕訳した方が断然早いと思います。
また、もう1つ私が気になったのが次の画面です。
この画面は、freee(フリー)が連携した通帳のデータを自動仕分してくれた画像です。
科目も自動仕分してくれてとても便利です。(もちろん、科目が間違っていたら簡単に修正できます。)
これもめちゃくちゃ便利なのですが、私はどうしても馴染めませんでした。
その理由は、赤枠の通帳から引き出しのところです。
通常の仕訳なら、(地代家賃)90,000円/(現預金)90,000円ですが、
この画面は、
になっています。
費用科目が貸方(右側)になるのも、仕訳の金額がマイナスになるのも、私にはしっくりいきませんでした。
ただ、freeeはその他の操作性は抜群なので、ここは好みの問題だと思います。
30日は無料で使えますので、実際に体験してみるのがいいかもしれませんね。
会計ソフトfreee(フリー)の特徴②
質問に答えるだけで簡単に書類が作れる
会計ソフトfreee(フリー)では、ややっこしい届出等も、質問に答えるだけで簡単に作れる機能があります。
こちらも、質問に答えていくと、自動で必要な申告書や届出書・申請書を作ってくれます。
一例ですが、イメージがわきやすいように画像を用意しました。
何ページかあるこれらの質問に答えていくと、自動で書類を作ってくれます。
会計ソフトfreee(フリー)は、税法などの難しい選択肢がある場合は、それぞれどの選択肢にすればいいかわかりやすいよう、説明してくれます。
私はこの説明を読んで、「青色申告55万円控除」を選択しました。
これらの質問に全部答えると書類ができあがります。
実際の画像がこちらです。
ここで注目してほしいのは、赤枠部分です。
この赤枠部分は、青色申告に必要な書類を選択する必要があるのですが、どれを選択すればいいのか大多数の方はわかならいと思います。
ですが、会計ソフトfreeeでは、先程の55万円の控除を選択しただけで、必要な場所にチェックマークが自動で入ります。
会計ソフトfreeeでは税法の知識がなくてもこんなに簡単に書類が作れます。
加えて、この申請書の送り先と送り方まで記載されているので、とても助かります。
会計ソフトfreee(フリー)の特徴③
連携の自動化(自動入力・自動仕分)
会計ソフトfreee(フリー)では、通帳やクレジットカード、電子マネー、POSレジなどの様々なサービスと連携ができ、自動で仕訳してくれます。
その候補がこちら👇
Amazonなどで消耗品を購入すれば、自動で連携⇒自動で入力してくれるので、すごく楽ですね。
領収書なども自動で読み取れますか?
もちろんできます。
やり方は簡単!
スマホで領収書を撮影すると、下記のような画面がでてきます。
この画面では、「旅費交通費」になっていますが、今回は「消耗品」の購入だったので修正します。
修正の仕方は赤枠のところをクリックして、出てきた候補のうち、「消耗品費」を選ぶだけです。
ここでも、会計ソフトfreeeが初心者に優しい機能を備えてくれています。
それは、赤枠部分です。
勘定科目がわからない人向けに、それぞれの勘定科目の説明文をつけてくれています。
これだけわかりやすければ、簿記がわからない人でも簡単に帳簿付けができますね。
会計ソフトfreee(フリー)の特徴④
請求書や経費・給与なども連携
会計ソフトfreee(フリー)でもマネーフォワードクラウド同様、請求書などが作れ、もちろん連携できます。
なんと、会計ソフトfreee(フリー)ではスマホでもサクサク請求書が作れちゃうんです。
マネーフォワードクラウドでは作れません。
ちょっといじくって、取引先を「ココナラ」にしましたが、もちろんココナラさんに請求するような仕事はしていません(;^ω^)
すべての項目を入力後、「発行」ボタンを押すと請求書が作成されます。(もちろん、連動もされます。)
会計ソフトfreee(フリー)の特徴⑤
ネット環境があればどこでも操作可能
会計ソフトfreee(フリー)でもマネーフォワードクラウド同様、ネット環境があればどこでも作業が可能です。※データ通信料はかかります
ただし、デメリットとして、ネット環境が悪い場合はフリーズする可能性があります。
会計ソフトfreee(フリー)の特徴⑥
完全無料でアップデート
会計ソフトfreee(フリー)でもマネーフォワードクラウド同様、法令改正や消費税の増税への対応、そして日々のサービス改善のためのアップデートがあっても無料で使えます。
また、インストール型の会計ソフトとは違い、わずらわしい再設定もいりません。
会計ソフトfreee(フリー)の特徴⑦
充実のサポート体制
会計ソフトfreee(フリー)では、メールやチャットなどのサポート体制があり、初心者でも安心してご利用いただけます。
また、利用プランにもよりますが、電話応対も可能です。
会計ソフトfreeeのメリット・デメリット
会計ソフトfreeeのメリット・デメリットは次のとおりです。
ここでは、私が使った使用感(レビュー)も含めて解説していきますね。
会計ソフトfreeeのデメリット
まずは皆さんも気になるデメリットから。
- 経理経験者からすると少し使いづらい
- ネット環境に左右される
- 電話での問い合わせができない
会計ソフトfreeeは、経理経験者からすると少し扱いづらいところがあります。
会計ソフトfreeeの仕訳方法は主に「質問形式」で、それに答えていくと仕訳ができるという、仕訳ができない人にとっては、神ソフトと言えます。
しかし、経理経験者からすると、仕訳した方が断然早いです。
また、データ取得形式で、仕訳が、
(現預金)-90,000円/(地代家賃)-90,000円
と、経理経験者からするとあり得ない仕訳になることもあるので、ちょっと戸惑います。(表現したいことはなんとなくわかるのですが、一瞬躊躇してしまいます。)
経理経験者の方は、マネーフォワードクラウドをおすすめします。
そして、ベテラン経理の方で、「マネーフォワードが使いづらいな」という方は、弥生会計をおすすめします。
私の個人的な意見は、
- 経理未経験者: 会計ソフトfreee(フリー)
- 経理経験者:マネーフォワードクラウド
- ベテラン経理経験者:
弥生会計 オンライン (法人用)
やよいの青色/白色申告オンライン(個人用)
です。(商品名をクリックすると公式HPにジャンプできます。)
freeeも弥生会計もマネーフォワードクラウドも、短くても1ヶ月は無料で使えます。(弥生会計は2ヶ月無料で使えます。)
いろいろ試してから決めるのがおすすめです。
ネット環境に左右されるのは、クラウド型会計ソフトの宿命です。
私自身、そこは不便に感じたことはありませんが、申告書提出時期には「つながらない」ということもあったそうです。
早め早めの申告を心がけましょう。
会計ソフトfreeeのメリット
会計ソフトfreeeのメリットは以下のとおりです。
- スマホ画面が充実!
- 連携サービスある
- 自動入力機能が優秀
- 設定いらず
- ネット環境さえあれば、どこでも作業できる
会計ソフトfreeeはスマホでの操作が抜群です。
画像左側がスマホTOP画面、画像右側がスマホメニュー画面です。
私が最後まで、会計ソフトfreeeをあきらめきれなかった理由がこのスマホ画面です。
仕訳がもう少し使いやすければ、「freeeで決まり!」だったのですが、ここは悔しいですね。
ただ、人によって感覚は違うと思うので、実際使って体感してみて下さい。
>> 30日無料!会計ソフトfreee(フリー)の公式HPはこちらから
連携については、マネーフォワードクラウドの方が連携できるものが多いですが、会計ソフトfreeeでも十分充実しています。
また、システムの更新も頻繁に行われており、システムも充実しています。
それらの更新や、法令等の更新時も、こちらで作業することがないので、特にPC設定が得意でない方にもおすすめです。
会計ソフトfreeeの料金体系
会計ソフトfreeeのは個人用と法人用でそれぞれ料金体系が違います。
会計ソフトfreee<個人用>料金体系
会計ソフトfreeeの料金体系個人用の料金体系を簡単に表にまとめました。(税込表示)
スターター | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
月額料金 |
1,298円
|
2,618円
|
なし
|
年額料金 |
12,936円
|
26,136円
|
43,780円
|
確定申告書の作成 |
○
|
○
|
○
|
銀行・クレジットカードの自動取込 |
○
|
○
|
○
|
請求書作成 |
○
|
○
|
○
|
領収書の写真から自動入力 |
×
|
○
|
○
|
領収書の写真から自動仕分するには、スタンダードプランとプレミアムプランの選択が必要です。
(スタータープランでは5枚までしかできません。)
また、スタンダードプランやプレミアムプランでは、チャットサポートが優先されます。
その上、プレミアムプランでは、電話サポートも付いており、とても使い勝手がよくなっています。
各プランの詳細は次のとおりです。
おすすめはスタンダードプランです。
>> まずは無料体験してみる
会計ソフトfreee<法人用>料金体系
会計ソフトfreee法人用の利用体系を簡単に表にまとめました。(税込表示)
ミニマム | ベーシック | プロフェッショナル | |
---|---|---|---|
月額料金 |
2,618円
|
5,258円
|
52,536円
|
年額料金 |
26,136円
|
52,536円
|
525,360円
|
各プランの詳細は次のとおりです。
会計ソフトfreee(フリー)の口コミ
最期に、会計ソフトfreee(フリー)の口コミを見ていきましょう。
実は、マネーフォワードクラウド同様、会計ソフトfreee(フリー)も色々とシステムの更新がされています。
なので、古い口コミはあまり参考になりません。
この記事では、新しい口コミのみご紹介していきたいと思います。
【クラウド会計ソフト比較】
— 鈴木(大)@脱サラのリアル著者 (@daipositive) April 17, 2021
・freee ユーザー目線。使いやすい。でも応用は苦手
・マネーフォワード 税理士目線。後々の拡大を考慮するならこちら
どちらも良いソフトですが、上記の点を考慮すると決めやすいでしょう#クラウド会計 #脱サラ #起業 #創業 #フリーランス #副業 #複業
クラウド会計
— hino ichiro (@urahara_hino) March 9, 2021
個人的には『マネーフォワード』推し
他の会計アプリからのデータ取り込みは、素晴らしい。
freeeは、なかなか個性的。
慣れれば使い勝手があるんだろうけど、、、お勧めはしないかな。
freeeの請求書郵送サービス、死ぬほど楽すぎる。1通150円。
— 浅見 裕 yutaka azami (@azamixx821) May 1, 2021
印刷して切って貼って封筒入れてポスト。って工数考えると圧倒的に費用対効果高いわ。
4/29
— 熊野光@Webライター (@kumano_hikari) April 29, 2021
執筆1本+構成1本
会計ソフト導入
会計freeeを導入しました。想像以上に使いやすかったのでうれしいです。
確定申告などの知識はゼロですが、ツールに助けてもらいながら何とかやってみます。
明日の予定:10時業務開始
執筆1本+編集1本or特化ブログ執筆
私、元々は(今もそうですが)家計簿ソフトでマネーフォワードを使ってたので、最初は会計ソフトもMFクラウド導入していたのです。MFクラウドはPayPalデータを自動で取り込めるとかも聞いたので、ebayには向いてるかな〜と。
— John@mercari (@JohnSmithEBAY) April 26, 2021
結果、操作に馴染めずドロップアウトしてfreeeに逃げてしまいました🐻💦
クレカと口座をビジネス用に用意する
— Lewis / ルイス (@Lewis_Films) April 24, 2021
会計ソフトを登録しとく
スマホでレシートを撮ってクラウドに保存出来るfreeeがつええです。記帳が死ぬほど楽。
会計ソフト、自分のやつ何使うかめっちゃ悩んだけどfreeeにした!!
— HIROMi(ひげじ) (@higeji_222) April 24, 2021
弥生は実務でメインで使い続けてるし、マネフォは全く触ったことないから悩んだけど、freeeを知れば知るほど良くできたソフトだなぁって好きになってく。
会計全く触ったことない人にもとてもわかりやすい!
会計ソフト持論。取引数が多いならマネフォ、簿記が全く分からないならFreee、税理士受けがいいのは弥生インストール型、万能なのはExcelかスプレッドシート、絶対にお勧めしないのは弥生オンライン
— うば先生 🌺 税理士 (@ubatoshiko) April 23, 2021
ようやくfreeeの入力にも慣れてきた。
— わくいふみあき@長野県小布施町 (@wakui_gyo) April 30, 2021
普段使っている会計ソフト(TKC、JDL、弥生)とは設計思想がかなり違うので、なかなか作業が進まなかったが、ここに来てサクサク進み始めた。
はじめまして🥺✨
私も会計ソフトfreeeに銀行口座連携させています😊
そしたら勝手に振り込まれたやつとか反映するのでめちゃ楽です💕
— ちい@在宅ワークしたくてコーダーになりました🐥 (@tsurupiyoo) April 22, 2021
まとめ:会計ソフトfreeeは、スマホでの操作性抜群!初心者にやさしい反面、経理経験者には使いづらいかも・・・
会計ソフトfreeeの特徴は次のとおりでした。
- 経理(仕訳)がわからなくても簡単に入力できる
- 質問に答えるだけで簡単に書類が作れる
- 連携の自動化(自動入力・自動仕分)
- 請求書や経費・給与なども連携
- ネット環境があればどこでも操作可能
- 完全無料でアップデート
- 充実のサポート体制
特にスマホ1つで、入力から残高照会、そして損益まで把握できるのはポイントが高いと思います。
そして、経理未経験者でも仕訳ができるように工夫されています。
その反面、経理経験者からすると、「ちょっと簿記の感覚と違うな?」と違和感を感じる人もいるかもしれません・・・。
感覚は人それぞれなので、ぜひ、体験して自分に合った会計ソフトを選んで下さい。
私の個人的な意見は、
- 経理未経験者: 会計ソフトfreee(フリー)
- 経理経験者:マネーフォワードクラウド
- ベテラン経理経験者:
弥生会計 オンライン (法人用)
やよいの青色/白色申告オンライン(個人用)
です。(商品名をクリックすると公式HPにジャンプできます。)
freeeも弥生会計もマネーフォワードクラウドも、短くても1ヶ月は無料で使えます。(弥生会計は2ヶ月無料で使えます。)
あとで後悔しないよう、無料期間にいろいろと試してみて下さい。
そして、会計ソフトfreeeさん、ぜひ、普通の仕訳ができる選択肢も与えてください。
願いが叶ったら、freeeにしたい(>_<)
自計化(自分で仕訳を入力すること)で、税理士費用も抑制できます。
会計ソフトfreeeなら、初心者でも簡単に自計化できますので、チャレンジしてみて下さいね。
- freee
<< 会計ソフトfreee公式HPへはこちらから
👉『freeeの特徴・料金・口コミ』で詳しく説明しています。 - マネーフォワードクラウド
<< マネーフォワードクラウド公式HPへはこちらから
👉『マネーフォワードクラウドの特徴・料金・口コミ』で詳しく説明しています。 - 弥生会計
【法人用】
<< 弥生会計 オンライン公式HPへはこちらから
👉『弥生会計オンラインの特徴・料金・口コミ』で詳しく説明しています。
【個人用】
<< やよいの青色/白色申告オンライン公式HPへはこちらから
👉『やよいの青色/白色申告オンラインの特徴・料金・口コミ』で詳しく説明しています。
※「税理士費用を下げたい!」とお考えの方は下記記事で詳しく説明しています。