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【質問に答えるだけ】個人事業主の開業届の書き方|注意点も解説

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【質問に答えるだけ】個人事業主の開業届の書き方|注意点も解説

事業を始めるのに『開業届』を提出したいんだけど、どうやって書けばいいですか?

この記事では、こんなお悩みを解決します。

先に結論!

『開業届』はちょっとした知識がないと記入間違いをしてしまうかも・・・。
でも心配ご無用!
そんな『開業届』でも「質問に答えるだけ」で簡単に作れます。

 

実は私も今年、開業届を提出しました。

その画像がこちら!

私が提出した開業届

私が提出した開業届

実は、「開業届」ともう1つ、税金の優遇をしてもらえる「所得税の青色申告承認申請書」を 10分程度で作成しました。

この記事では、【質問に答えるだけ】で知識0でも「開業届」を簡単に作れる方法をご紹介します。

【本記事の内容】
  • 開業届の基本情報
  • 開業届の書き方・提出方法
  • 開業届の注意点

この記事を書いている人 -WRITER-

りん:FP(元税理士事務所勤務)

税金や社会保険などのわかりづらい内容をわかりやすく解説しています。その他、ブログ運営やペットについても発信しています。

詳しいプロフィールはこちらから

 

 

開業届の概要

開業届の概要

開業届の書き方をお伝えする前に、開業届についてざっくり見てみましょう。

「質問に答えるだけで作成できる開業届の書き方」だけわかればいいという方は、左下の「目次」ボタンからワープしてください。

開業届とは

開業届の正式名称は「個人事業の開業・廃業等届出書」といいます。

この正式名称からわかるように、この記事では、「個人事業主」(フリーランス)の方向けの記事になります。

この開業届は、税務署に「事業を始めました。収入は事業所得で申告します。」と伝えるために提出します。

事業所得には、白色申告と青色申告の2種類ありますが、その内、特典の多い青色申告をする人は、別途、「所得税の青色申告承認申請書」を提出する必要があります。

また開業届は、個人事業主が「事業を営んでいる」証明になる届出です。

銀行から事業用の融資を受ける場合や、事業用のクレジットカードを作る場合、屋号名のついた口座を作る場合には、この開業届の提出が求められる場合があります。

税務署受付印(又はそれにかわるもの)がある開業届の(控)は、大事に保管しておいてください。

開業届の提出期限

開業届の提出期限は、事業の開始等の事実があった日から1ヶ月以内です。(提出期限が土日祝日などに当たる場合は、これらの翌日が期限となります。)

事業の開始があった日っていつにすればいいの?
個人事業主だから登記とかしないよね?

基本的にはいつでもOKです。
あなたが、「この日を開業日にしよう!」と思った日でも大丈夫ですよ。

開業届を提出するメリット・デメリット

メリット

開業届を提出するメリットは以下のとおりです。

  • 別途、青色申告申請書を提出することにより税金を優遇してもらえる
  • 社会的信用が得られる
  • 小規模企業共済に加入することができる

「所得税の青色申告承認申請書」を提出することで、10万円もしくは55万円(一定の場合は65万円)所得から控除してもらえるなどの税金を優遇してもらえます。(その他の特典や提出期限などは、No.2070 青色申告制度|国税庁で確認して下さい。

 開業届を提出すると、「事業を行っている」と評価が得られます。

具体的に言うと、法人であれば法人名儀の銀行口座を作りますが、開業届を提出していれば、屋号名義の銀行口座を作ることもできます。

また、個人事業主が対象の補助金や助成金を受けることが出来ます。

その他、開業届が就労証明書にもなります。

いずれも、「税務署印のある開業届(控)」が必要になりますので、大事に保管して下さいね。

個人事業主が退職金積み立てとして利用する、小規模企業共済に加入することもできます。

こちらは、節税対策にもおすすめの制度ですので、加入するのがおすすめです。(詳しくは、「【完全保存版】個人事業主の節税|簡単にできる裏ワザをわかりやすく解説!」で記事にしています。) 

デメリット

開業届を提出するデメリットは以下のとおりです。

  • 失業手当が受けられない
  • 社会保険の扶養に入れない場合がある

開業届を提出しているサラリーマンの方は、会社を辞めても、自営業として仕事があるので、基本は失業手当が受けられません。

また、社会保険組合の扶養要件により、扶養に入れない場合があります。(所得税・住民税は扶養範囲内の所得であれば、扶養に入れます。)

扶養されている配偶やもしくは親の加入している保険組合の扶養要件を確認しましょう。

開業届の入手方法・提出方法

開業届の入手方法

開業届の入手方法は、税務署に取りに行くか、国税庁のHPからダウンロードするかになります。

ただし、今回ご紹介する【質問に答えるだけ】で開業届を書く方法はどちらも必要ないので安心して下さい。

国税庁のHPからダウンロードする方は、[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁からダウンロードできます。

開業届の提出方法

開業届の提出方法は2つあります。

・税務署へ直接持参する
・税務署へ郵送する

税務署へ直接持参する場合 

税務署へ直接持参する場合は、開業届を記入した税務署に持参して下さい。(ちょっと立ち寄った他の税務署では受け付けてくれませんので注意して下さい。)

税務署が受け付けてくれている時間は、平日の8:30~17:00です。

持ち物は、印鑑(修正があった場合に必要)・マイナンバーカード・身分証明書になります。(マイナンバーカードがない場合はマイナンバー通知カードと運転免許所などの顔写真がある証明書が必要です。)

税務署へ郵送する場合 

税務署へ郵送する場合は、開業届を記入した税務署宛に開業届(正・控)を郵送します。

その際に、マイナンバーがわかる書類と身分証明書の写しを添付して下さい。

さらに、(控)を返信してもらうよう、封筒(自分の宛名を書き、切手も貼ること)は必ず入れてください。

残念ながら、この返信用封筒を入れないと、税務署は(控)を返信してくれませんので注意して下さい。

 

開業届の書き方

開業届の書き方

開業届は下記方法で書くことができます。

✓ 開業届の書き方
  1. 税理士に書いてもらう
  2. 開業届に直接書く
  3. 【質問に答えるだけ】無料で開業届が作れるソフトを利用する

それでは、くわしく見ていきましょう。

開業届の作成方法①
税理士に書いてもらう 

確定申告を税理士に頼む方は、無料で税理士さんに開業届を書いてもらうことができます。 

税理士さんに頼むほどの売上ないのに、税理士さんって必要ですか?

節税対策をキチンとした申告をするには税理士さんに依頼するのが、結局は経費削減になりますよ。

税理士さんの必要性については、「【確定申告が必要な人必見!】税理士にお願いする必要性について 」で記事にしています。

ちなみに、大した金額でなければ、税理士費用もびっくりするくらい安いです。

もし、まだ税理士さんを決めていないようであれば、申告は税理士さんにお願いしましょう。

税理士さんってどうやって探せばいいですか?

税理士を探す方法は「税理士の探し方5選【簡単解決】時間がなくても良い税理士を探せる方法も解説 」で記事にしています。

また、いい税理士を見つけるにもコツがあります。(くわしくは「失敗しない税理士の選び方|ダメな税理士の見分け方」で記事にしています。)

ただ、初めての方は、税理士探しも大変だと思いますので、こういった、税理士を探してくれるサービスを利用するのも1つの手です。

おすすめ税理士紹介会社(相談料すべて無料です)
 
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2~3か所に登録して税理士事務所を選ぶのがおすすめです。

 

口コミなど、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

🌷 参考記事 🌷

あきらめず、是非、いい税理士さんを見つけて下さいね。

開業届の作成方法②
開業届に直接書く 

次に話すマル秘テクニックを知らない方は、開業届に直接書いていきます。

開業届

開業届

それでは上から順番に見ていきましょう。(★印があるものは、次章のソフトを使う場合でも必要な知識です。)

★提出先・提出日・納税地・電話番号・氏名・生年月日・個人番号・職業・屋号

提出先は納税地を所轄する税務署名を記載しましょう。

ここで気を付けて頂きたいのですが、住所の地名と、税務署名が一致しないことがあります。

自分がどこの税務署に提出すればいいかは、税務署の所在地などを知りたい方|国税庁で調べることができます。

提出日は 届け出を提出する日を記載しましょう。(ここの日付は空欄でも大丈夫です。)

納税地は、住所地・居所地・事業所のいずれかに✓を入れてください。

開業届を出す税務署は、ここで選んだ納税地の所轄する税務署になります。

用語説明
  • 住所地・・・住民票がある場所(住んでいる場所など)
  • 居所地・・・一時的に住んでいる場所(別荘など)
  • 事業所・・・事務所や店舗がある場所

ほとんどの場合は住所地を指定しますが、「事業所の近くの税務署の方が何かと便利 」と言う方は事業所を指定します。

電話番号は普段出れる電話番号の記載が便利です。

氏名・生年月日・個人番号も必ず記載しましょう。

職業は、ウェブデザイナーなど具体的にわかりやすいものを記載しましょう。

屋号は、 物品販売業であればお店の名前、作家などはペンネームを記載しましょう。(ただし、屋号は空欄でもかまいません。)

届出の区分・所得の種類・開業(廃業等日)

届出の区分は「開業」を選択し、所得の種類は該当所得に✓を入れましょう。

開業(廃業等日)には開業日を記載します。(「年」を必ず記載しましょう。)

開業に伴う届出書の提出の有無 

届出書の提出の有無は必ず該当箇所にチェックを入れましょう。

事業の概要

「○○の物品販売業」など、事業内容を記載しましょう。

給与等支払の状況・源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書・給与支払を開始する年月日

給与の支払いがある方は忘れずに必ず入力しましょう。

印鑑

印鑑を必ず押印しましょう。(シャチハタは不可)

開業届の作成方法③
【質問に答えるだけ】無料で開業届が作れるソフトを利用する

なんだかわかったような、わからないような・・・。
ちゃんとできるか心配だな・・・。

大丈夫です。
質問に答えるだけで簡単に、無料で作れるソフトがあるのでご紹介しますね。

 

【質問に答えるだけ】で開業届が作れるソフト

私は両方のソフトでも作成しましたが、正直どちらのソフトでも同じくらい使い勝手がいいです。

当たり前ですが、レイアウトもほとんど同じです。(ちょっとした違いはありますが・・・。

なので、お好みで選んでも大丈夫です。

マネーフォワードクラウドの会計ソフトを使っているのですが、同じソフトを利用した方がいいですか?

できれば同じソフトのものを使った方が統一感があるかもしれませんが、正直どちらのソフトを使っても大丈夫です。

ちなみに私は、開業届はfreeeで提出し、使っている会計ソフトはマネーフォワードクラウドです。

おすすめポイント
 
どちらのソフトも、税金を優遇してもらえる「所得税の青色申告承認申請書」も一緒に作れちゃいます。

 

開業freee

開業freeeは質問に答えるだけで簡単に開業届が作成できます。

もちろん、作成料は無料です。

>>開業freeeで開業届を作る方はこちらから

開業freeeの口コミや作成方法は「【無料で簡単】開業freeeの評判・開業届の作成方法|青色申告も作成可」に記載しています。

マネーフォワード クラウド開業届 

マネーフォワード クラウド開業届も質問に答えるだけで簡単に開業届が作成できます。

もちろん、作成料は無料です。

>>マネーフォワード クラウド開業届で作成する方はこちらから

マネーフォワードクラウド開業届の口コミや作成方法は「マネーフォワードクラウド開業届の口コミ【無料で簡単】開業届の作り方|青色申告も作成可」で詳しく記載しています。

 

まとめ:個人事業主の開業届は質問に答えるだけで簡単に作成可能! 

まとめ:個人事業主の開業届は質問に答えるだけで簡単に作成可能!

実は、開業freeeもマネーフォワードクラウド開業届も簡単すぎて、スマホでも作成できます。

さらには、前章で説明した、開業届の郵送方法や必要書類、さらには、税務署の宛名ラベルまでも作れちゃうすぐれものです。

ただ、いくら簡単に作れるソフトと言えども、税理士に作ってもらうのが一番簡単で、確実です。

顧問税理士がいる方は、税理士に作成してもらって下さい。

 

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