経理の仕事がつまらないです・・・。
「経理はやめとけ」とも言われますが、経理ってやりがいないですよね?
この記事ではこんなお悩みを解決します。
経理って、意外に奥が深いし、実はいつの時代も売り手市場なんです。
今、まさに経理で行き詰っている方だけでなく、これから経理を目指したい方にも是非、この記事を読んでもらいたいです。
- 経理がつまらないと思う理由
- 経理のメリット・デメリット
- 経理がおもしろくなる解決策
- 【経理の先にあるものは?】経理のやりがい・魅力について
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「経理がつまらない」と思う5つの理由(デメリット)
「経理がつまらない」と思う理由は5つあります。
- 単純作業・ルーチンワーク
- 繁忙期はめちゃくちゃ忙しい
- ミスをつつかれる
- 会社(人)の評価につながりにくい
- 会社外部との接触がほとんどない
でも、これらの嫌なことも、実は他の職種に比べると、まだマシなこともいっぱいあるんです。
そんな、つまらない理由を1つ1つ見ていきましょう!
経理がつまらない理由①
単純作業・ルーチンワーク
入りたての頃の経理の主な仕事は伝票の起票・仕訳などです。
毎日、同じようなことを延々とこなしていきます。
そして、数字合わせ。
聞いているだけでもつまらないです。
でも、この作業がなければ会社の”数字”は出てきません。
実は、経理って、会社にはなくてはならない「縁の下の力持ち」なんです。
そして、これらの作業は、経理の基本中の基本。
この基本を身に付ければ、もう1歩先が見えてきます。
もう1歩先って何ですか?
決算を組んだり、経営分析ができたり、より深い仕事が任せてもらえるようになります。
それにはまず、基本と実績がなければいけません。
どの職種についても、基本と実績がなければ、より上の仕事は任せてもらえません。
経理はルーティンをきちんとできれば、より深い仕事をさせてもらえる、ちょっとお得な職種です。
経理がつまらない理由②
繁忙期はめちゃくちゃ忙しい
経理は、月次決算や年次決算(確定申告時)はめちゃくちゃ忙しいです。
この他、何かの〆があったりした場合も同様です。
でも、この忙しさも前もって予測がつく忙しさです。
営業職(顧客トラブル)やシステム系(システムトラブル)のように急な仕事が少ないので、プライベートの予定は付きやすいです。
さらにいうと、お客様対応だと、急に「○○時間後までには仕上げて」っていうことが多いですが、経理は基本、 急にということはありません。
忙しさの中でもプライベートの予定がつきやすいのはうれしいですね。
経理がつまらない理由③
ミスをつつかれる
経理は「数字が合っていて当たり前」なところがあります。
なので、数字が違っていたり、ちょっとしたミスでも注意されることがあります。
でも、心配しないでください。
営業のように発注ミスをしてしまったり、お客さんへのミスをしてしまって取返しが付かなくなるようなことはほとんどありません。
また、信じられないかもしれませんが、経理のミスは、経験を積めば積むほど、
試算表の数字がおかしいときも、ベテランの先輩に聞くと、すぐ解決することってありますよね。
それは経験値から見えてくるものがあるからです。
実はそれは、経験を積めば誰でも備わる感覚です。
つまり、ミスや辛い経験は、そう遠くない未来に必ず自分の糧になる職種でもあります。
経理がつまらない理由④
会社(人)の評価につながりにくい
経理は、営業や技術職のように、会社の売上に直接貢献する収益性のある職種ではないので、軽んじられる傾向があります。
営業職の方は、「自分が稼いでるんだ!」というプライドがあります。
技術職の方は、「自分が開発した商品があるから会社が稼げてるんだ!」というプライド。
そして、広報職の方は、「広報の力があるから自社製品が売れているんだ」というプライドがあったり・・・。
この方たちのプライドは、時に経理の仕事を軽んじ、経費精算を後回しにします。
だから「経理はやめとけ!つまらない・・・」って言われるんだと思います。
私もいつもストレスマックスです!
でも経理って、努力がすぐ「実」になる職種でもあります。
その魅力についてもこの記事ではご紹介しますね。
経理がつまらない理由⑤
会社外部との接触がほとんどない
経理は会社外部との接触がほとんどありません。
最初の頃は、他の部署とのやり取りさえない状況で、毎日毎日PCに向かっていることもしばしば。
それが「楽」と感じる人もいるかもしれませんが、「苦痛」と感じる人も多いかもしれませんね。
ただ、営業職の人が外部の人と接触する場合はほとんどはお客様です。
これってすごいストレスですよね。
逆に経理の人が外部の人と接触するときはほとんど、自分がお客側です。
つまり、お客に嫌なことを言われたり、頭を下げたりしなくてもいい部署なんです。
こう考えると、「楽だな。」と思いませんか?
経理のメリット
経理のメリットは、前章でもちょっと触れましたが、その他に下記のようなものがあります。
- 転職に有利(売り手市場)
- 扶養内の仕事もいっぱいある
- 年齢が上がっても仕事がある
- 数字が読めるので経営感覚が身につく
- 会計士や税理士などのキャリアアップができる
経理の最大限のメリットは、いつの時代も売り手市場だということです。
売り手市場ということは、扶養内で働きたい時も、子育て中にちょっと働きたい時も、年齢が上がっても仕事があるということです。
もちろん、大企業での仕事は年を重ねることでなくなりますが、私の周りでは、70歳になっても経理で仕事をしている方がいます。
特に特別な資格や知識は持っていませんが、柔軟な考え方の方たちで、私も色々と勉強させていただいています。
かくいう私も、アラサーで経理デビューです。
それまでは、主に一般事務で、お恥ずかしながら「仕訳?それって何?」くらいの知識しかありませんでした。
そんな「簿記知識ゼロ」・「経理経験ゼロ」人間でも、簿記資格を取得すれば、仕事は容易に見つかりましたし(なんなら引く手あまたでした)、今は独立して個人事業主として働いています。
優秀じゃなくても仕事ってあるんですか?
大企業や中小企業での仕事は流石にありませんでしたが、私は会計事務所や零細企業で経理の経験を積みました。
今でも、時々、「手伝ってくれないか」とお声がかかります。
私はごく一般的な人間ですが、それでも経理が少しわかれば、誰かしら必ず目に止めてくれるのが経理のすばらしいところです。
なので、「経理やめとけ」でやめるのは大変、もったいないと思います。
経理がおもしろくなる3つの解決策
「やめとけ!つまらない」と言われる経理でも、視野を広げればとてもおもしろく、やりがいのある職種です。
その1番のメリットは、極めれば、売り手市場で『即戦力』になることです。
ここでは、そんな経理が楽しくなる解決策をご紹介します。
- 単純作業・ルーチンの見直し
- 経理の知識を深める
- 自分の役割りを確立する
それでは1つ1つ見ていきましょう。
経理がおもしろくなる解決策①
単純作業・ルーティンの見直し
ある程度慣れたら、単純作業やルーティーンの見直しをしてみましょう。
あくまでも「慣れたら」見直しをして下さい。
「慣れたら」ってどのくらいですか?
会社の人に、「○○するなら○○さんにお願いすればすぐ解決するよ。」と言われるようになるくらいです。
経理の仕事は簡単に見える分、入ってきて、すぐに見直しを主張する人がいます。
確かにその見直しにした方が効率がいいのかもしれませんが、実績が伴っていない中での提案はなかなか賛同が得られません。
なので、先ずは自分の仕事を粛々とこなし、時を待ちましょう。
経理がおもしろくなる解決策②
経理の知識を深める
この単純作業・ルーティーンの期間に、経理の知識を深める勉強をしましょう。
簿記を持っていなければ、簿記2級は取得しましょう。
(簿記2級取得については、「簿記2級を独学で合格は難しい?|おすすめのテキスト・問題集・講座を紹介!」で記事にしています。)
簿記を持っていれば、税理士や簡単なところでFP資格を取得するといいでしょう。
経理や経営に役立つことや、ステップアップになる資格の勉強をしましょう。
でも、どんな資格があるかわかりません。
だったら、オンスクをおすすめします。
オンスクは、月額1,078円(税込)でいつでもどこでも学べる講座です。
1講義10分という短い時間で講義が聞けるので、通勤や家事の合間に勉強できます。
しかも定額で、どの講座も受け放題!
「○○資格ってどんな勉強するのかな?」とちょっとのぞいてみるのもいいですね。
オンスクの特徴や口コミは下記で記事にしています。
今の職場に役立つ資格でもいいですし、将来を見据えて、勉強してもいいと思います。
そうすることで、必然的に仕事に深みが出てきて、おもしろくなります。
また、毎日のルーティーンの入力作業でも、いろいろ発見できるおもしろい話もあります。
興味があれば、下記記事を読んでみて下さいね。
経理がおもしろくなる解決策③
自分の役割りを確立する
まず最初は、「仕訳入力させたら、○○さんが早くて正確だよね。」と思われることでも、立派なキャリアです。
上に立つ人はそういう小さいキャリアを積み重ねて、役職についています。
みなさん最初は、「こんなことやるために会社に入ったんじゃない」と思いますよね。
実は私はいつも思ってました。
でも、そう思っている間は、ずーっと進歩しなくて、ずーと同じ仕事しか与えられませんでした・・・。
ある日、大先輩に、「認められればいろいろと仕事をさせてもらえるから頑張って。」と言われたのがきっかけで、「仕訳のプロになろう!」と決心しました。
そして「仕訳のプロ」になったら、「決算書から経営状態を見れるようになろう。」と勉強しました。
そして、最終的には「その会社(部署)で不足している知識を得よう。」と思い、FP資格の勉強をして、キャリアアップしてきました。
私は経理から最終的に税務の勉強までしました。
仕事だけではく、日常生活でもいろいろと役に立ちますので、是非、実践してみて下さいね。
その会社(部署)で自分の役割りを確立すると、どんどん仕事が割り振られます。
それが励みになり、またやる気がでてきます。
ただ、小さい会社などでは、一生、仕事が変わらない場合もあります。
そういった場合は、キャリアアップのための転職をしましょう!
転職には、実績もあるあの有名なdoda をおすすめします。
また、会員登録(無料)するだけで、非公開求人がみれるのはリクルートエージェントです。
大手転職サイトさんなので安心です。
まとめ:経理のやりがい・魅力を知れば経理はおもしろくなる!
経理は単純作業・ルーチンワークで退屈だと思われがちです。
また、「できて当たり前」の空気もあるので、中々評価されません。
そして、外出することも少ないので、ストレスが溜まる職種とも言えます。
一方で、経理を極めることで、次のようなスキルが身につきます。
- 数字から会社を読み取る
- 経営感覚が身につく
これらから、日常生活でも役に立つことも多いです。
例えば、会社の情報を読み取ることができるので、株取引などの企業分析も、初心者でも行うことができます。
経営感覚が身についているので、起業のハードルも低くなります。
さらには日常生活では、家計の見直しや保険の見直しなどに数字が必須ですが、それらの苦手意識が普通の人よりも少なくなっているハズです。
「経理」を知ることでいろいろなことが見えてきます。
資格とかスキマ時間に勉強できるものはありますか?
オンスク は、月額1,078円(税込)でいつでもどこでも学べる講座です。
1講義10分という短い時間で講義が聞けるので、通勤や家事の合間に勉強できます。
しかも定額で、どの講座も受け放題!
「○○資格ってどんな勉強するのかな?」とちょっとのぞいてみるのもいいですね。
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特に一番のメリットは、「経理」は売り手市場ということ。
会社の大小を問わなければ、いくつになっても仕事があります。
小さい会社などでは、扶養範囲内のお仕事も多く、子育て中でも無理なく働けます。
今はテレワークも盛んなので、もっともっと活躍の場が増えるかもしれませんね。
転職には、実績もあるあの有名なdodaをおすすめします。
また、会員登録(無料)するだけで、非公開求人がみれるのはリクルートエージェントです。
経理は、最初はつまらないかもしれませんが、自分の意識次第でいくらでも世界を広げることができます。
経理にはこういうチャンスがいくらでも転がっている、希望ある職種です。
是非、自分のキャリアをどんどん広げて行って下さいね。