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経理への転職(就職)は未経験だと難しい?|30代・未経験で転職した秘訣を伝授!

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経理職は未経験だと難しい?|30代・未経験で転職した秘訣を伝授!

経理って、未経験だと就職(転職)が難しいと聞きますが、本当ですか?
未経験で経理に就職する方法はありますか?

この記事ではこんなお悩みを解決します。

まずは結論!

未経験で経理への就職(転職)は正直、難しい・・・。
ですが、就職する方法はあり!

 

実際に私は30代・経理未経験で就職しました。
この記事では、その就職(転職)に成功した体験を通して秘訣をお伝えします。

まずは、私の経略を少しお話しします。

私は大の「経理」嫌いでした。理由は父に「女は経理をやっていればくいっぱぐれない」と言われたから・・・。

父は、今は珍しい「男尊女卑」の人で、「女に学歴も職歴もいらない」という人でした。

そんな父が就職を考えていた私に言った一言がこれ!「女は経理をやっていればくいっぱぐれない!」

やる気なくなりませんか?

「絶対に経理なんてするものか!」と反骨心むき出しでした。

ここで優秀な方であれば、バリバリのキャリアウーマンを目指すところですが、私にはその優秀さは持ち合わせてなく、一般事務の世界に(笑)

そんな私が経理を目指すことになったきっかけは、30歳手前で破産管財人を主に請け負っている法律事務所に派遣でお世話になったときのこと・・・。

破産を申し立てる会社さんの財務状況を分析してくれた税理士さんとお話ししたり、弁護士先生の著作の走り書きの原稿をPCで入力していたのがきっかけです。

経理がわからないから、まあ、大変でした(笑)

逆を言えば、経理を知っていたらとてもおもしろい仕事です。

そのことに気が付いて、「簿記」を勉強するようになったのが、経理職を目指すきっかけでした。

そんな私が、30代で「未経験では難しい」と言われた経理への就職、さらには税理士事務所へ転職した方法を本記事ではあますことなく記載しました。

みなさんも、経理未経験からの就職(転職)目指して、実践してみて下さいね。

この記事では、30代だけでなく20代・40代の方向けに未経験でも経理職に就職する対策を記載しています。

【本記事の内容】
  • 経理未経験では就職が難しい理由
  • 経理未経験でも就職する方法
  • 就職活動に強い味方の媒体

この記事を書いている人 -WRITER-

りん:FP(元税理士事務所勤務)

税金や社会保険などのわかりづらい内容を、できるだけわかりやすく説明しています。その他、アラフォーからチャレンジしているブログ運営や、ペットについても発信しています。

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未経験で経理職に就職が難しい理由は?|まずは敵を知ろう!

未経験で経理職に就職が難しい理由は?|まずは敵を知ろう!

営業や一般事務では【未経験可】が多いのに、経理の求人を見ると、【未経験可】という表示が少ないのはなぜでしょう?

実は理由があります。

その理由は、経理職が求めている人材像にもつながりますので、まずは、経理職が未経験を好まない理由を見ていきましょう。

✓ 経理職が未経験を好まない理由
  • 経理は「簿記」がすべてだから
  • 経理には未経験ができる仕事が少ないから
  • 経理はいつも人手不足だから

それでは1つ1つ見ていきましょう。

理由①
経理は「簿記」がすべてだから

経理はほとんどの業務が「簿記」知識を要します。

その簿記の知識がない人はもちろん、「経理」として就職しても全く使い物になりません。

「簿記」知識がなければ、新卒の新入社員以上に使い物になりません。

また、「簿記」を1から教えるには相当、業務が圧迫されます。

このことからも、経理は未経験者、特に簿記知識のない人は真っ先に嫌煙されます。

理由②
経理には未経験ができる仕事が少ないから

経理は簿記がすべてなので、未経験者ができる仕事が限られてしまいます。

たとえば、コピー1つとっても、「PL(損益計算書)印刷しておいて」という指示さえも簿記知識がないとコピーできません。

「売掛金合わせておいて」と指示されても、経理未経験者は何をどう合わせればいいかわかりません。

このように、経理の仕事の指示は専門用語だらけです。やり方についても経験者にとっては当たり前なので、いちいち説明してられません。

さらには、簡単なチェックでさえ、簿記知識がない人のチェックはチェック機能が働かず、お願いできません。

これらをまとめると、経理の仕事のほとんどが簿記の知識がないとできないので、必然と未経験者ができる仕事がありません。

理由③
経理はいつも人手不足だから

経理部門は営業部門と違い、お金を生み出さない部署なので、どうしても人員は限られてしまいます。

また、経理はヒマな時期と繁忙期がはっきりとした部署です。

ヒマな時期は定時より前に仕事が終わることも。

反面、繁忙期は残業が続きます。

繁忙期に人員を合わせて採用すると、ヒマな時期はより一層ヒマになり、人員多寡になり人件費がかさみます。

以上の点からも、どうしても人員は少な目になってしまいます。

 

未経験から経理職に就職する方法

未経験から経理職に就職する方法

前章の理由から、未経験から経理への転職(就職)は、どうしても難しくなります。

とは言え、新卒や20代半ば位までであれ、【未経験者可】の求人もちらほらあります。

もちろん、今は年齢で採用してはダメなので、あからさまに公言はしませんが・・・。

では、30代に入ると、未経験では経理のお仕事ができないかというと、以下のことをクリアできれば、40代まで未経験でも入社可能と思います。

もちろん、大企業は無理ですが、中小企業や零細企業などは、経理の人材不足で売り手市場です。

さらに言うと、経理を一度経験すると、60歳過ぎても「毎日じゃなくてもいいので手伝ってくれないか」というお誘いもあります。

ですので、「未経験だから」とか「若くないから」という理由で経理職をあきらめないで下さい。

それでは、早速、未経験でも経理に就職できる方法を記載します。

✓ 未経験でも経理に就職できる方法
  • 簿記2級は必須
  • 経理以外に強みになる長所をアピール
  • 【未経験可】の職場を探し、経験者になる

実はこの3つの方法の内、1つから2つ実践できれば、経理に就職できます。

ですので、1つ(できれば2つ以上)でも実践して、経理への道に挑戦してみてください。

それでは、1つ1つ見ていきましょう。

方法①
簿記2級は必須

経理で働くには簿記知識が必要です。

20代前半なら簿記3級でも就職できる可能性はありますが、20代後半以降は、簿記2級は肩書としては必要です。

もちろん、働きながら資格を取得するのも手ですが、未経験で就職するならば、「簿記2級」がないと厳しいと言えるでしょう。

理由は、先に出てきたように、経理は簿記がすべてだからです。

簿記2級程度の知識がないと、仕事になりません。よって、求人がありません。

経理採用側から言うと、実は簿記2級を持っていても未経験の方は入社当時使い物にならず、嫌煙されます。

実は私がそうでした。

簿記2級を満点合格してなりもの入りで入社したはいいが、試験勉強が即実務には役に立たず、先輩に迷惑ばかりかけていました。

とは言え、簿記知識がなかったらもっと使い物にならないので、簿記2級は最低条件です。

もし、まだ取得していないようであれば、すぐにでも取得しましょう。

簿記2級の最短合格法については「簿記2級最短合格法」で記載しています。

オススメの講座は以下のとおりです。
※クリックすると公式HPにアクセスできます。

 

🌷 参考記事 🌷

方法②
経理以外に強みになる長所をアピール

例え、経理職が未経験でも、簿記2級をまだ取得していなくても、あなたがその企業に必要な人材と認められれば、未経験というマイナス評価をプラス評価に変えることができます。

ここで気を付けたいのが、やみくもに、長所(得意としていること)をアピールしては「逆効果」となることです。

企業により、求める人材は違いますが、ここでは、大多数の企業が求める経理職の人物像を見てみましょう。

経理職採用にあたって嫌煙される人物像

経理は他の部署と違い、好まれる人、嫌煙される人がはっきりしています。

逆を言えば、嫌煙される人と思わられなければ、採用の確率がグッとあがるので、他の職業よりも面接対策が立てやすいです。

経理職採用にあたって嫌煙される人は以下のとおりです。

  • おおざっぱな人
  • 細かい仕事が嫌いな人
  • 仕事のやり方を変えようとする人
  • コミュニケーションが取れない人

これらの特徴は、経理職に関わらず、嫌煙されがちですが、経理は特に嫌がります。

企画や営業などは、自分が仕事がしやすいよう、どんどん改革して独自のやり方を見つけ結果を出せば評価されますが、経理は違います。

経理はある程度の実績を積まない限り、今までのやり方をキチンと踏襲できる人が好まれます。

転職される方は能力も高く、また、いろいろな会社を見てきていたりすると、「あの会社のこんなところが良かったから取り入れよう!」と思いますが、経理ではまず嫌われます。

なぜなら、今のスタイルが自分達がいいと思っている最善のスタイルと感じているので、それを乱されるのに抵抗があるからです。

なので、採用側としては、言われたことは、言われた手順できちんと作業をしてくれる人を望みます。

経理ってつまらなそうですね。

安心して下さい。
実績を積むと、自分の好きなようにやらせてもらえるのも経理の面白いところです。

経理は信頼されると、思っている以上に好きなように仕事を任せてもらえます。

経理職採用にあたって望まれる人物像

経理職採用にあたって望まれる人物像ですが、これは、嫌煙される人物像にちょっとプラスした感じです。

経理職採用にあたって望まれる人物像は以下のとおりです。

  • 細かい仕事が好きな人
  • ていねいに仕事をする人
  • 決まりを守れる人
  • 報連相(ほうれんそう)ができる人

こちらも当たり前と言えば、当たり前ですが、経理未経験者はこういったことをアピールすることを意識して面接すると、簿記資格や経理経験がなくても採用率はグッと上がります。

自分にあったものがあれば、積極的にアピールしてみて下さい。

こちらは採用に直結しますので、1つ1つ見ていきましょう。

細かい仕事が好きな人

経理は皆さんご想像のように細かい仕事が多いです。

数年働いて仕事内容が変われば、そんなに細かい仕事はありませんが、入ったばかりの頃や特に初心者として経験を積んでいる頃は細かい仕事だらけです。

そんな仕事も嫌がらず、仕事をしてくれる人は大変重宝されます。

面接ではほとんどの場合、「細かい仕事ばかりだけど大丈夫ですか?」と聞かれます。

そこで、「細かい仕事は好きです。」とか「得意です。」と言えると印象が良くなります。

実は、私は細かい仕事が得意ではありません(笑)

できればやりたくないし、やっていると正直しんどいです。

ですが、経理の細かい仕事は、意識して仕事をすれば、びっくりするほど知識が付きます。

チェック作業も、「ミスを見つけてやろう」とちょっと意地悪な気持ちでやると意外にはかどります。

間違い探しも、ベテランの人に助言をもらい、その助言を突き詰めて自分でノウハウを見つけると、ミスを見つけやすくなります。

実は私はこれが得意です。

経理は数字を合わせることが大変なのですが、私は、ベテランに学んだり、自分自身のノウハウを構築しているので、人より早く数字が合わない原因を見つけることができます。

さらに、自分で処理したものにミスがあると、作業途中に違和感も感じる様になり、ミスが少なくなります。

このように、初心者の時の細かい作業も立派なキャリアになると考え、好きになりましょう。

まずは、細かい仕事が好きなことをアピールしましょう。

ていねいに仕事をする人

経理はミスが多くなる仕事でもあるので、1つ1つていねいな仕事の姿勢が望まれます。

また、未経験者や入ったばかりの人が最初に行う作業は、その仕事を受け継いだ人がその成果を引き継ぎます。

雑な仕事をしていれば、上司は雑な成果物で判断する必要性が出てきます。

例えば、数字が違っていれば、判断ミスになります。

乱雑な資料のまとめ方をすれば、資料を読み解くのに時間がかかります。

これはどの部署でも同じですが、ていねいな仕事は上司や先輩によくわかります。(つまり評価されます。)

ですので、ていねいな仕事を心がけましょう。

面接時には、ていねいな仕事ができることをアピールしましょう。

決まりを守れる人 

経理は、それぞれのルーティーンの中で、それぞれがキチンと仕事をして回っていきます。

入社したての方は会計データの入力を指示されることが多いですが、その入力にも決まりがあります。

その会社の入力方法をキチンと守らず入力すると、次の作業をする人にいつもと違う成果物ができて、判断できなくなります。

具体的に言うと、例えば、ガソリン代を仕訳したとします。

ガソリン代は、会社により、「消耗品費」にしたり、「車両費」や「雑費」、「荷造運搬費」、「燃料費」などの勘定科目が使用します。

例えば、入社した会社がガソリン代を「燃料費」に仕訳しているのに、「消耗品費」と入力し、上司に報告したとします。

その上司はその残高試算表を見て、「今月は消耗品費が多いな。」と間違った判断をしてしまいます。

このようにちょっとしたことでも決まりがあり、その決まりどおり処理しないと、上司や会社が判断ミスをする要因を作ってしまいます。

もう1つ例を挙げると、資料の順番なんかも決まりがあったりします。

そういった決まり通りに仕事をこなすと、上司の仕事がはかどります。

これが経理の評価につながり、結果、求められる人材になります。

なので、面接時には、「仕事の手順をきちんと守って正確に処理することができる」ことをアピールしましょう。

報連相(ほうれんそう)ができる人 

今まで見てきたように、経理は、新人が作った資料を元に上司や先輩が仕事をしていきます。

つまり、最初に処理した人の仕事が間違っていれば、間違ったまま仕事が進んでしまうこともあります。

なので、ミスに気がついたら、速やかに然るべき人に報告しましょう。

経理はミスがあってもしょうがない部署です。

そのミスを部内で見つけることができればなんの問題にもなりません。

ほとんどの上司や先輩もそのことはキチンと理解しています。

ミスをすることよりも、そのミスを隠す方が大きな問題になります。

方法③
【未経験可】の職場で働き「経理経験者」になる

【未経験者不可】なら経験者になりましょう。

手っ取り早く経験者になるには、アルバイトやパート、派遣社員で働くのも1つの手です。

もちろん正社員で働ければそれにこしたことはありませんが、無理なようであれば、無理強いせず、まずは派遣から挑戦するのもアリです。

私も最初は派遣社員で、未経験可の経理事務をしました。そこで先輩の女性にみっちり基礎から仕込んでもらいました。

その後そのまま正社員になりました。

経理は入ってしまえば、気に入られれば、正社員へのお話も夢ではありません。

私自身、一般企業での経理や税理士事務所での税理士補助業務もすべて、派遣社員でのお仕事後、キャリアアップの為、辞めることを伝えた際に、正社員に誘われご縁を頂きました。

このように、正社員にはなれなくても、「未経験でも仕事をしながら学んでいく」姿勢、先程お話ししたような「経理職採用にあたって望まれる人物像」を実践していけば、結果、正社員になれる可能性があるのが経理です。

私の場合は、経理職に就く前にすでに簿記2級を持っていましたが、簿記2級資格を持っていない場合は、アルバイトや派遣社員で仕事をしながら資格取得がおすすめです。

正社員だと残業があったりしますが、アルバイトや派遣社員では、残業がない仕事を選ぶことができます。

経理部門で働ければ、経験もつき、一石二鳥です。

経理での正社員の就職にはリクルートエージェントがおすすめです。

リクルートエージェント

 

まとめ:30代までなら未経験でも経理職に就職可能!|40代なら派遣やアルバイトから正社員の道もあり

まとめ:30代までなら未経験でも経理職に就職可能!|40代なら派遣やアルバイトから正社員の道もあり

経理への就職は、年齢を重ねれば重ねるほど、未経験では難しくなります。

とは言え、「経理は売り手市場」と言われるほど、人材不足なのも事実。

なので、もし、「経理をやりたいけど未経験だから無理だな」と考えているなら、少しでも早く、経理合格へのチャレンジをしましょう!

私も30代で経理未経験から就職できました。

また、経理を経験すると、50代~60代になっても仕事はあります。(出会ったかたでは、70代でもパートでお仕事されていました。)

もし、簿記資格がなければ、なおさら思い立ったらすぐ勉強にとりかかりましょう。

経理や簿記は最初が大変ですが、コツを掴めば、色々と応用できます。

40代の方もあきらめないで下さい。

アルバイトや派遣から正社員になれることもあります。

最近、50代半ばの友人が、経理で転職を果たしました。

このように、経理を身に付ければ、一般事務や営業職の方々よりも就職率は高いです。

よく、「経理は将来なくなる」と言われますが、私はそうは思いません。

もちろん、仕訳入力のような単純作業は無くなっていくと思いますが、その先の数字を読むことは機械には不向きです。

数字からいろいろなことを読み取れると、テレビや政治家の数字のトリックも見えてきたりします。

今から経理に就職することは、将来的にもまだまだメリットが多いです。

挑戦する価値はあります!