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【相続対策で有効な生命保険】一時払い終身保険のメリット・デメリット

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【相続対策で有効な生命保険】一時払い終身保険のメリット・デメリット

相続対策で有効な方法はありますか?

この記事ではこんなお悩みを解決します。

まずは先に結論!

相続にとても有効な手段として生命保険の活用があります。
もっとも有効な生命保険は「一時払い終身保険」一択です。

 

この記事では、「一時払い終身保険」がどうして相続対策に有効なのか、そしてそのメリット・デメリットもわかりやすく説明していきますね。

【本記事の内容】
  • 相続対策で考慮すべき2つの局面
  • 一時払い終身保険の概要と2つの局面の関係性
  • 一時払い終身保険のメリット・デメリット

この記事を書いている人 -WRITER-

りん:FP(元税理士事務所勤務)

税金や社会保険などのわかりづらい内容を、できるだけわかりやすく説明しています。その他、アラフォーからチャレンジしているブログ運営や、ペットについても発信しています。

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相続対策について

相続対策について

「相続対策」にはすべき局面が2つあります。

「相続対策」すべき2つの局面
  • 遺産トラブル面
  • 節税面

この2つの局面はそれぞれ対策が必要ですが、混同される方が多いので、まずは、それぞれの対策を見ていきましょう。

相続対策①
遺産トラブル対策

財産がある方はもちろん、土地建物しかない方も、どんなに仲の良い家族でも、いざ相続が始まると、トラブルになることがあります。(トラブルの原因については、「【遺産相続】絶縁状態や仲のいい兄弟でも陥るトラブル|その対策は? 」で詳しく解説しています。)

この遺産トラブルの一番の解決策は、「不備のない遺言書」を作っておくことです。(遺言書を作ってあっても、不備があり「無効」になった場合は問題になってしまうので注意して下さい。)

ただ、遺言書がない場合でも、ある程度、遺産トラブルを回避する手段はあります。

それが「生命保険」の活用です。

生命保険の保険金は「受取人の固有の財産」となります。

つまり、「相続財産ではない」のです。

なので、遺産分割協議(遺産分けの話し合い)では、この保険金は「遺産」として加えることができません。

ちょっとわかりにくいので図解にしました。

 父親が面倒を見てくれた長男に多く遺産をのこすために生命保険に加入していた場合

【図解】相続財産の範囲

【図解】相続財産の範囲

この図を見るとわかるように、父親が生きている間は生命保険は父親の財産ですが、父親が死亡すると、その父親の財産が、受取人である長男の固有の財産となり、相続財産から除外されます。

なので、多く遺産を残したい方がいたら、是非、生命保険を利用しましょう。

遺産を多く渡したい人の例
  • 面倒を見てくれた子や配偶者
  • 生前にあまり面倒を見てあげられなかった子
  • 自分の事業を継いでくれた子や配偶者
  • 土地建物を残してあげたい子や配偶者

 

子がいない場合は法定相続人は配偶者だけでなく、被相続人の両親や兄弟も該当します。
万が一、相続財産が持ち家だけしかない場合は、残った配偶者が住めくなる事態にもなりかねないので、生命保険金で、家を買い取れる資金を準備することをおすすめします。

(法定相続分については、「【マンガで簡単に学ぼう】法定相続分について(鬼滅の刃・煉獄)」で記事にしています。)

この他にも、法定相続人をそれぞれ受取人にした保険に契約すれば、遺産分割もスムーズに進みます。

もちろん、1つの契約で、「長男50%・次男50%」で保険金の受け取りを指定することもできます。

相続対策②
節税対策

生命保険金の相続財産は、法定相続人1人につき500万円まで非課税です。

例えば、法定相続人が妻と子2人の場合、

500万円×3人=1,500万円が非課税

になり、相続税対策になります。

しかし、全財産、配偶者に相続させる場合は、そもそも、「配偶者の税額軽減」の措置があるので、生命保険の活用は必要ありません。

配偶者の税額軽減とは
配偶者には、「法定相続分」か「1億6,000万円」のどちらか多い方の金額まで相続税をかけない制度。

ただし、この配偶者の税額軽減を利用すると、その配偶者が死亡した場合、配偶者の財産だけでなく、以前に相続した財産も加わるので、子が相続する際に相続税が多くなる可能性があります。

配偶者の税額軽減を利用する際は、税理士に相談することをおすすめします。

 

相続対策に有効な生命保険|一時払いの終身保険とは?

相続対策に有効な生命保険|一時払いの終身保険とは?

一時払い終身保険とは、

  1. 一時払いによって加入する
  2. 終身保険

です。

一時払いとは、保険契約時に一括で保険料を支払う保険契約のことをいいます。

終身保険とは、被保険人が死亡したとき、保険金が支払われる契約をいいます。

終身保険は、被保険者が死亡するまで契約が続きます。(これに対し、一定期間の間に被保険者が死亡したときに保険金が支払われる契約を「定期保険」といいます。)

保険料は掛け捨てではなく、途中で解約した場合には「解約返戻金」が戻ってくるものが多いため、貯蓄型の保険のひとつといわれます。

ただし、途中解約すると元本より少ない金額になることもあるので注意が必要です。

終身保険の対象となる税金は以下のとおりです。

 契 約 者   被保険者   受 取 人   税  金 
妻or子
相続税
所得税
(一時所得)
贈与税

(今回はこの表の一番上の行の「相続税」について見ていきます。)

終身保険は、保険契約により、90歳まで加入できるものがあり、思い立ったときに入ることができます。

一時払いの終身保険については、メリット・デメリットで詳しくみていきましょう。

 

一時払いの終身保険のメリット・デメリット

一時払いの終身保険のメリット・デメリット

ここでは、「一時払いの終身保険」について、そのメリット・デメリットを通して、もう少し詳しく見ていきます。

一時払いの終身保険のメリット

  • 死後すぐに現金化ができる
  • 法定相続分より多く遺産をあげたい人に分配できる
  • 相続税の節税効果がある
  • 納税資金が確保できる
  • 高齢者でも加入できる
  • 受取人の変更がすぐにできる

死後すぐに現金化できる

相続財産は、法定相続人の共有の財産となるため、法定相続人すべての同意がないと使うことができません。

被相続人の死後は、入院時の医療費の精算やお葬式代と、色々と現金が必要になってきますが、法定相続人の共有の財産は、遺産分割協議で相続するのもが決まるまで動かせません。

それに対し、死亡保険金は固有の財産となるため、被相続人死亡後、受取人は直ぐに保険金請求をすることも、保険金を受け取ることもできます。 

その保険金を使って、未払いの医療費やお葬式代を立替払いすることができます。(立替払いなので、遺産を分割する際、精算できます。)

特に現金をあまり持ち合わせていない場合には、ありがたいメリットですね。

法定相続分より多く遺産をあげたい人に分配できる

 父親が面倒を見てくれた長男に多く遺産をのこすために生命保険に加入していた場合

【図解】相続財産の範囲

【図解】相続財産の範囲

前章の図解をもう一度、確認してみましょう。

死亡保険金は、受取人の固有の財産になるため、法定相続人の共有の財産にはなりません。

ですので、「面倒を見てもらったから」とか「自分の死後も安定して事業を継いでほしいから」と言った理由で、多く財産をのこしたい相続人がいた場合、死亡保険金で法定相続分よりも多く、分配することができます。

また、土地建物しか財産がない場合で、法定相続人が複数いる場合、その土地建物に住んでいる人は、他の法定相続人からその土地建物を買い取るか、家賃を払うかしないと住むことができず、その準備(買取)資金としても死亡保険金は活用できます。

この死亡保険金については、原則として、「遺留分侵害額請求(遺留分減殺請求)」もできません。(ただし、あまりにも不平等な遺産の分け方をした場合は対象になる可能性もあります。)

相続税の節税効果がある

相続税は、法定相続人1人当たり、500万円の非課税枠があり、節税効果があります。

さっき、「死亡保険金は固有の財産で相続財産じゃない」って言っていましたが、相続税がかかるんですか?

ここが混同するところですが、「死亡保険金は固有の財産」という話は「民法」の話で、「相続税法」上では、相続財産として扱われます。(これを「みなし財産」といいます。)

死亡保険金は、死亡した被保険者が支払ったお金なので、「実質的には相続財産」として、相続税法では認識します。

死亡保険金は、民法では「固有の財産」なので他の法定相続人は手出しできませんが、相続税法では「相続財産(みなし財産)」なので税金をかけることができます。

「民法」の話をしているのか「相続税法」の話をしているのか、をキチンと認識しましょう。

納税資金が確保できる

土地建物のように換金性のない相続財産の場合、納税できないという事態になります。

相続税の納付は基本、現金納付ですが、どうして納付できない場合は、「物納」も認められます。

ただし、今、住んでい土地建物は物納したら住めなくなってしまいますよね。

こういった事態を避けるために、死亡保険金で納税資金を確保する対策を練ることができます。

また、相続税は、被相続人死後、10ヶ月以内に納付する必要がありますが、相続問題が激化している場合、納付期限までに相続財産が分配できない場合があります。

相続財産が分配できないと、預金も引き出せないですよね。
相続問題が片付いたら納付すればいいんですか?

遺産分割できていない場合でも、相続税の納付期限までに相続税を納付する必要があります。

その場合、一旦、「相続財産を法定相続分に分配した」として仮定した申告書を作り、相続税を納付します。

その後、遺産分割問題が解決したら、修正申告をし、相続税の精算をすることになります。

高齢者でも加入できる

一時払いの終身保険は、「一時払い」であるため、高齢者でも加入しやすい終身保険です。

保険商品により違いがありますが、90歳まで加入できる保険もあるため、気が付いたときに加入の検討をしましょう。

受取人の変更がすぐにできる

例えば、面倒を見てもらった長男夫婦が多く遺産を受け取れるように保険受取人を長男にした保険契約をしていたが、病気を機に、長男と折り合いが悪くなり、次男夫婦に面倒を見てもらったとします。

その分、次男夫婦に多く遺産をあげたくなった場合、生命保険では、受取人を変更するだけで、簡単に自分の意思を変更することができます。

遺言書だど、正式にきちんと書き直さなければならないので大変ですよね。

一時払いの終身保険のデメリット

いいことばかりに見える一時払いの終身保険にも、もちろんデメリットがあります。

  • まとまったお金がないと加入できない
  • 生命保険料控除の適用が1年しか受けられない
  • 早死にすると、払う必要がなかった保険料を払ってしまっているので「損」
  • 金利の上昇の恩恵を受けにくい

まとまったお金がないと加入できない

「一時払い」なので、まとまったお金がないと加入できません。

また、ここで無理をして加入し、いざ病気になったら、お金が無くて解約しなければならない事態に陥ると、中途解約になり、元本割れの可能性があります。

余裕資金で加入することをおすすめします。

生命保険料控除の適用が1年しか受けられない

「分割払い」なく「一時払い」なので、所得税の生命保険料控除も加入年の1年しか適用されません。

分割にすれば、毎年最大4万円の所得控除が受けられるのに、一時払いではその恩恵が受けられないので注意して下さい。

早死にすると、払う必要がなかった保険料を払ってしまっているので「損」

例えば加入後、すぐに亡くなっても、100歳で亡くなっても、もらえる保険金額は同じです。

ですが、払った保険料は、分割払いの人と、一括払いの人では、全然違いますよね。

一時払いなので、保険加入後すぐ亡くなってしまっても、返金されません。

そういった意味で早死にするとかなり「損」な保険になってしまいます。

では、分割払いにしたらどうでしょうか?

先程のように早死にすればかなりお得ですが、長生きすれば終身保険なので、ずっと保険料を払い続けることになり、下手をすると保険金受取額以上の保険料を払うはめになりかねません。

今回の加入の目的は、「得」をすることではなく、自分の思う通りの財産分割を目指しているので、「損か」「得か」はあまり深く考えない方がいいと思います。

金利の上昇の恩恵を受けにくい

一時払い終身保険は契約時に将来の金利が確定しています。

そのため、契約後に金利が上昇しても基本的に恩恵を受けることができません。

一時払い終身保険は場合によっては何十年も続く契約となります。

そのため、わずかな金利差でも大きな差となります。

このデメリットを解消するには、外貨建ての終身保険になりますが、為替リスクなどがあり、あまりおすすめしません。

 

まとめ:相続対策には一時払い終身保険がおすすめ|ただし保険商品は数が多いので専門家に相談を

まとめ:相続対策には一時払い終身保険がおすすめ|ただし保険商品は数が多いので専門家に相談を

今まで見てきたように、相続対策には、「一時払い終身保険」がおすすめです。

ただ、「一時払いの終身保険」でも、いろいろな保険会社からいろいろな商品が販売されています。

そもそも、受取金をどの位に設定すればいいか、どのようにしたら、納得のいく相続ができるかは千差万別です。

そんな要望をかなえつつ、いろいろな商品から選ぶことは、1人ではできません。

どんなところで相談すればいいですか?

相談できるところはいろいろとあります。
詳しくは「保険相談はどこがいい?|相談相手別のメリット・デメリットを解説」で解説しています。

お金のプロであり保険商品に精通しているFPに相談するのが一番です。

FPはもちろん税金についても詳しいですし、税理士さんとの人脈があるFPさんも多く、要望をキチンと把握し対応してくれます。

今では、無料で保険相談にのってくれるところがあります。

自宅で相談もできますし、自宅で相談しづらい場合は、店舗や喫茶店でも相談にのってくれるのでおすすめです。

ここではおすすめの保険相談窓口をピックアップしました。

 
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生命保険 ○(22社) ○(14社) ○(24社) ○(21社) ○(店舗による) 派遣される
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損害保険 ○(10社) ○(14社)
※ペット保険2社含む
○(13社)
※ペット保険2社含む
○(11社) 派遣される
FPによる
公式HP 保険見直しラボ 保険ショップマンモス

 

こちらからすぐに相談を申し込めるので、気になった保険窓口相談があったら申し込んでみて下さいね。

保険の窓口についてはこちらの記事を参照して下さい。

特に、マネードクターは専門性の高いFPが多く在籍しているのでおすすめです。

その理由と評判は下記で記事にしています。

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