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【怪しい・・・】火災保険申請代行サポートは違法じゃないの?|悪徳業者の見分け方

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【怪しい・・・】火災保険申請代行サポートは違法じゃないの?|悪徳業者の見分け方

火災保険の請求を代行してくれる業者がいるみたいですが、お願いしても大丈夫ですか?
悪徳業者とかあるみたいですが、そもそも代行は違法なんですか?

この記事ではこんなお悩みを解決します。

まずは結論!

申請は当事者か弁護士のみができる行為!
よって、「申請代行」はダメ 
ただし、「申請サポート」はOK

この記事では悪徳業者の見分け方もお伝えしますね。

【本記事の内容】
  • 火災保険申請サポートの概要
  • 火災保険申請サポートのメリット・デメリット
  •  悪徳業者の見分け方

この記事を書いている人 -WRITER-

りん:FP(元税理士事務所勤務)

税金や社会保険などのわかりづらい内容を、できるだけわかりやすく説明しています。その他、アラフォーからチャレンジしているブログ運営や、ペットについても発信しています。

詳しいプロフィールはこちらから

 

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火災保険申請サポートとは

火災保険申請サポートとは

火災保険申請サポート会社は火災保険の保険金請求を申請するお手伝いをする会社です。

通常、火災保険で補償されている被害にあうと、火災保険金を使ってその被害にあった建物などを修復します。

火災保険金の請求は被保険者が自らその被害を調査し、見積もりを取り、申請する必要があります。

その申請後、申請理由や申請額が正しいか否か、保険会社が審査して保険金が受け取れます。

申請方法については下記で詳しく説明しています。

これらの処理はもちろん自分でもできますが、お年寄りや忙しい方には難しい作業かもしれません。

実は火災保険金で申請できることは結構多く、実は私も以前に台風で被害にあった手すりの修理の見積もりをとった際、業者さんに「台風で壊れたんだから火災保険おりますよ。」と言われたのが、火災保険金を請求したきっかけでした。

この様に、自分では気が付かないことでもプロに頼めば気が付くことも・・・。

さらに言うと、火災保険を使うことのデメリットはなく、ありがたいことに何回でも使えます。

>>火災保険を一度使うと保険料が上がる?|デメリットも詳しく解説!

この様に、火災保険申請サポートは、実際の申請だけではなく、火災保険が使える修理がないかどうかも見極めてくれるサービスです。

じゃあ、違法じゃないんですか?

違法か合法かの判断は、「代行」か「サポート」かによります。

ここがポイント!
  • 代行・・・違法
  • サポート・・・合法

火災保険の申請は本人がしなければなりません。

本人ができなければ、弁護士に依頼することになります。

なので、「代行」は弁護士以外の方が行うと違法行為になります。

ただし、申請の「サポート」はあくまでサポートなので違法ではありません。

火災保険申請サポートは、

  • 被害状況の確認
  • 修理見積書の作成
  • 申請書記入のサポート

を行います。

これらは自分でも十分にできますが、火災保険申請サポートは「保険」と「建物」のプロがサポートしてくれるので、私のように「知らなかった」というミスを防ぐことができます。

こうして、火災保険申請サポートは安心して任せられる一方、デメリットも多くあります。

次章では、そのメリット・デメリットも詳しくいていきましょう。

 

火災保険申請サポートのメリット・デメリット

火災保険申請代行サポートのメリット・デメリット

火災保険申請サポートにももちろん、メリット・デメリットがあります。

火災保険申請サポートのメリット

火災保険申請サポートのメリットは以下のとおりです。

  • 時間の節約になる
  • 保険金請求額が増える可能性がある
  • 保険金審査に通りやすくなる

それでは1つ1つ詳しく見ていきましょう。

時間の節約になる

保険金請求は自分でもできますが、やはりそれなりの時間と手間がかかります。

私が1人で簡単にできた要因としては、リフォームや収用、原状回復工事などの経験があり、工事業者との人脈があったこと、手続き関係は得意なこと、そして何より損害が少なかったことがあげられます。

逆に、工事業者の知り合いもなく、損害が大きければ、自分で処理するにはかなりの時間と手間がかかったと思っています。

火災保険申請サービスは、それらをすべてプロの見地からお手伝いしてくれます。

わからないことを1から調べての作業は、時間的にも能力的にも限界がありますが、そういったことをすべて解決してくれるサービスはすごくありがたいと思います。

保険金請求額が増える可能性がある

プロなので、素人では気が付きにくい損失も発見できる可能性があります。

発見できるということは、保険金で直せる箇所が増えるということですね。

素人が見える範囲の被害のみならず、素人では見えないところの損害があるかもしれません。

保険金請求時には、目に見えないところの請求もきちんと行いたいところです。

実は、私は業者に見てもらってから保険金請求をしたので、私自身が気が付いていないところの被害も保険金請求前に見付けてもらうことができました。

プロの方は、本当に目の付け所が違うなと心から思いました。

保険金審査に通りやすくなる

保険金請求をしたからと言って、必ず通るわけではありません。

もちろん、いくらプロのお手伝いを頂いても、補償対象外の請求や高額な工事の請求は却下もしくは減額されます。

ここでいう「審査に通りやすくなる」というのは、書類不備などによる損失を防げるという意味になります。

火災保険申請サポートのデメリット

火災保険申請サポートにももちろんデメリットがあります。

デメリットは以下のとおりです。

  • 手数料がかかる
  • 保険金が目減りする
  • 詐欺トラブルにあう可能性がある

デメリットも詳しく見ていきましょう。

手数料がかかる

保険金を受け取れると、火災保険申請サポート会社に成功報酬を払う必要が出てきます。

もちろん、成功報酬なので、

  • 保険金が却下された場合
  • 被害状況を見てもらった結果、保険金請求ができなかった場合

は、手数料がかかりません。(一部、手数料をとる業者もあるので気を付けてください。)

成功報酬の利率は申請サポート会社にもよるので、選ぶ際にはきちんと確認しましょう。

保険金が目減りする

成功報酬型のため、受け取れる保険金が目減りします。

保険金は通常、「焼け太り」のように、保険金を受け取って工事してもお金が残るほどは支払われません。

ギリギリ修繕工事ができる金額しか受け取れないので、結果、成功報酬金額が多いと、自腹で修繕工事する必要性が出てきてしまいます。

>>【火災保険で儲けることはできる?】儲かる人と損する人の違いを解説 

詐欺トラブルにあう可能性がある

火災保険申請サポートには、違法行為を行う「代行」をする業者や、市場以上の高額の工事費を請求するところなど、悪徳業者も多く存在します。

次章以降ではその悪徳業者の見分け方をみていきましょう。

 

悪徳業者の見分け方

悪徳業者の見分け方

悪徳業者かどうか判断する基準は以下のとおりです。

悪徳業者の見分け方
  1. 急に家に来る
  2. 電話での勧誘がある
  3. サポートではなく「代行」と言ってくる
  4. 契約書に特定商取引法に基づく記載がない
  5. 火災保険での工事をすすめてくる
  6. 不必要な工事をすすめてくる
  7. 報酬の説明がない

当たり前のことばかりですが、一応ざっと目を通しておきましょう。

悪徳業者①
急に家に来る

急に家に来て「火災保険がおりる事例なので申請ませんか?」と言われても絶対に相手にするのはやめましょう。

ほとんどの場合は詐欺です。

優良な業者は、そもそもそういった非効率的な営業をしなくても仕事があります。

とにかく話は聞かないで断りましょう。

相手はプロです。

ちょっとでも悩みを話せば、つけ入るスキがあると判断される可能性が高いので気を付けてください。

悪徳業者②
電話での勧誘がある

急に家に来なくても、電話の勧誘も悪徳業者の中には多いですよね。

電話での勧誘も一切、取り合わないようにしましょう。

もし、火災保険申請サポートに興味があれば、ご自身で色々と調べて業者を選びましょう。

悪徳業者③
サポートではなく「代行」と言ってくる

一番最初にお伝えしたように、弁護士以外に「代行」するのは違法です。

「代行」という言葉がでてきたら悪徳業者だと思って間違いありません。

また、必ず「申請は自分でするのか?」確認して下さい。

「申請もこちらでやりますので安心して下さい。」と言われた方が安心感がありますが、弁護士以外、そういったことをするのは違法です。

違法の手段で申請すれば、保険金がもらえないだけでなく、火災保険契約が解除になる可能性もあるのでくれぐれも注意して下さい。

悪徳業者④
契約書に特定商取引法に基づく記載がない

契約書に特定商取引法に基づく記載がない場合も悪徳業者だと言えます。

特定商取引法に基づく記載は法律で定められています。

必ず記載があるか確認しましょう。

悪徳業者⑤
火災保険での工事をすすめてくる

火災保険が使えない案件でも「火災保険で修理しちゃいましょう」と言ってくる業者も悪徳業者です。

これは、「保険会社をだましてお金をもらって修理しちゃいましょう」と言われているのと同じです。

これは「詐欺罪」になりますね。

例え、「皆さんやってますよ。」と言われても、みんながやっているから犯罪をしてもいい理由にはなりません。

そもそも、犯罪を持ちかける業者は、信頼のおける業者ではないので、注意しましょう。

>>【家財保険】わざと壊した場合も申請できる?|家財保険の裏ワザも紹介 

悪徳業者⑥
不必要な工事をすすめてくる

無料診断の際、必要がないリフォーム工事を押し付けてくる業者も悪徳業者と言えます。

特に、「○○しないと危ない」などの不安をかき立てる表現をしてきた場合には、他の業者にも確認することをおすすめします。

「この際だから、補償範囲外の工事も一緒に申請しましょう」と言ってくる業者も要注意です。

悪徳業者⑦
報酬の説明がない

火災保険申請サポート会社の多くは、成果報酬です。

成果報酬のため、火災保険が受け取れない場合は無料(0円)になります。

ただし、火災保険が受け取れた場合は、報酬は必ず取られます。

料金体系としては、以下の2通りがあります。

  • 受け取った保険金に対して〇〇%
  • 工事代にに含む

こういった成功報酬もなく、無料での申請サポートはありえません。

また、「工事代(リフォーム代)に含まれている」ことを明言しない業者は悪徳業者と思って間違いありません。

手数料(報酬)の確認は必ず行いましょう!

 

まとめ:申請サポートは違法ではないが悪徳業者には気を付けよう!

まとめ:申請サポートは違法ではないが悪徳業者には気を付けよう!

火災保険申請サポートは違法ではありません。

申請は当事者か弁護士のみができる行為!
よって、「申請代行」はダメ 
    「申請サポート」はOK

ただし、昨今、悪徳業者も多いので注意が必要です。

もし、悪徳業者の被害を受けた場合は、必ずすぐに信頼できる方に相談しましょう。

消費者ホットライン「188」に連絡するのもアリです。

ただし、「料金が高かった」というクレームの中には、ちょっと違うなという意見もありました。

よく見受けられたのは、「工事をしようと思ったら、手数料で保険金の半分も取られた。という相談です。

これは、前章の⑥の報酬についてキチンと確認していないことによるトラブルです。

いくら「無料」でも成功報酬なので保険金がおりたら手数料は発生します。

その成成功報酬がいくらになるのか必ず確認しましょう。

プロが火災保険の請求のサポートをしてくれるので、手数料はそれなりに高いです。

ただ、屋根などの高い場所や、手続きが不慣れな人からすれば、プロにサポートをお願いする方が火災保険金が受け取れる可能性が高いのも現実です。

また、保険会社側はプロのサポートのある申請は嫌がるのが普通です。

保険会社も代理店もできるだけ、保険金は払いたくないですよね。

素人が申請すれば、見逃す申請でもプロがサポートすれば抜かりなく申請してきます。

保険会社と代理店は、「保険をもらう」という同じ方向性で仕事をしていますが、火災保険申請サポートは、その逆の「保険をもらう」という行為になり、相反します。

なので、保険会社は火災保険申請サービスを嫌がりますが、そもそも火災保険申請サービス自体、悪徳業者が多いのも現状です。

火災保険申請サポートを依頼する場合は、自分にそのサポートが本当に必要か、そして悪徳業者ではないか、キチンと確認して依頼しましょう!

おすすめの火災保険申請サポート会社は以下のとおりです。

 
保険請求の窓口
くわしく見る
お家のドクター.com
くわしく見る
損害保険申請サポート
くわしく見る
火災保険申請ドットコム
くわしく見る
   住まいる申請   
くわしく見る
手数料 50% 39.8%
(工事をしない場合のみ)
40% 38.5% 27%
実績 年間100件以上 年間1000件以上 トータル13600件以上 年間1000件以上 年間3000件以上
対応エリア 全国30ケ所以上 全国 全国 全国
(北海道一部と離島を除く)
全国
保険金の使い道 自由 修繕工事の施工
(施工しない場合は上記手数料が発生)
自由 自由 自由
法律事務所
の監修
あり(グローウィル国際法律事務所) なし あり なし あり
公式HP

これらの火災サポート会社については下記記事で詳しく説明しています。

 

2022年10月より火災保険が値上げされます。(詳しくは「【火災保険で儲けることはできる?】儲かる人と損する人の違いを解説 」で記載しています。)

この記事では、火災保険の請求について言及していますが、この機会に、火災保険の加入についても見直しをしてみてはいかがでしょうか?

>>【読めば簡単解決!】火災保険の選び方|ブログならではの体験談あり 

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