こんにちは。
2匹のねこ🐈の飼い主です。
猫の爪切りって大変ですよね。
私もめちゃくちゃ苦労しました。
色々と調べて調べて、やっとたどり着いた方法があります。
爪切りを嫌がる猫ちゃんへの対策とその方法をお伝えします。
コツを掴んで、猫ちゃんも飼い主さんも満足な爪切りができる方法をご紹介します。
猫の爪切りの必要性
爪切りの方法をお伝えする前に、まずは、猫の爪切りの必要性についてちょっとお話ししたいと思います。
すぐにでも爪切りを嫌がる猫ちゃんへの対策が見たいという方は、こちらをクリックして下さい。(該当箇所にワープします。)
そもそも、「猫の爪切りって必要なの?」って疑問あると思います。
答えは、「イエス!」
理由は、
- 爪が伸びていると、あっちこっちに引っかかって、ケガをする可能性がある(うちのねこはよく、カーテンに爪が引っかかって、パニクッっています。)
- 猫同士のじゃれ合いでもケガをすることがある
- 引っ掻くことによって、飼い主や自分自身を傷つける
- 家具を傷つける
- 巻爪になる(特に老猫の場合)
だからと言って、必ず必要とは限りません…。
無理やり爪切りをして、ケガをさせてしまったら、本末転倒だよね。
どうしても、ねこちゃんの爪を切りたいという場合は、動物病院にお願いするのがいいと思います。
動物病院でのねこちゃんの爪切りの料金は、およそ500円前後。高くても1,000円位です。
もちろん、ペット保険は対象外。消費税もかかりますが、簡単にできます。
嫌がる猫ちゃんへの爪切り対策は?
嫌がる猫ちゃんへの爪切りの対策(ポイント)は以下のとおりです。
- 普段からスキンシップをとる
- 普段から肉球や爪をさわって慣れさせる
- いっぺんに短くしようとしない
- いっぺんに全ての爪をカットしようとしない(無理強いしない)
- ご褒美をあげる
それでは1つ1つ見ていきましょう。
爪切り対策①
普段からスキンシップをとる
これからご紹介する猫ちゃんの爪切りの方法は、抱っこをして爪を切る方法です。
抱っこができない猫ちゃんは、洗濯ネットなどに入れて爪切りをしますので、洗濯ネットにならせてあげて下さい。
(抱っこができない猫ちゃんは、病院で爪切りをすることをおすすめします。)
爪切り対策②
普段から肉球や爪をさわって慣れさせる
抱っこしているときだけでなく、寝ているときや、くつろいでいるときなどにも、肉球や爪をさわって慣れさせてください。
本来、猫は手足や爪をさわられるのを嫌いますが、何度も何度もやさしく撫でてあげると、段々とさわらせてくれるようになります。
爪切り対策③
いっぺんに短くしようとしない
爪切りの回数を少なくしたい気持ちはわかりますが、深爪してケガをしたら大変です。
ましてや、「抱っこ=爪切り=痛い」と心に植え付けてしまったらもう絶望的です。
言葉は悪いですが、「だましだまし」でするのがねこちゃんのためです。
爪切り対策④
いっぺんに全ての爪をカットしようとしない(無理強いしない)
ねこちゃんが、爪切りに感づいて嫌がったら、すぐにやめましょう。
次の機会を狙って下さい。
飼い主ファーストはNGです。あくまでもねこちゃんファーストで!
ねこちゃんは、嫌な思い出になってしまうと、警戒するよ。
私は1回の抱っこに、2本~3本だけ切るようにしています。
爪切り対策⑤
ご褒美をあげる
爪切りが終わったら、ご褒美をあげましょう!
爪切り= あとでご褒美がもらえる
と、猫ちゃんが思ってくれるよう習慣付けます。
私があげているご褒美はこちら↓↓↓
猫の爪切りの手順
それでは、これから猫ちゃんの爪切りの手順をご説明したいと思います。
爪切りのポイントも合わせてお話ししていくよ。
- 爪切り(後でご紹介します)
- ねこちゃんが大好きなお布団・タオル(大きければ大きいほどOK)(ねこちゃんのにおい付のもの大歓迎!)
猫の爪切りの手順①
大好きなお布団で抱っこする
まずは、大好きなお布団やタオルで抱っこしてあげてください。
暴れれて抱っこさせてくれない猫ちゃんには、洗濯ネットがおすすめです。
その際は、手足が出るように入れてあげてください。
抱っこをしたら、いっぱい撫でてあげてください。(猫ちゃんが大好きな事をいっぱいしてあげて下さい。)
猫の爪切りの手順②
抱っこの隙に爪チェック!
抱っこの隙に、さりげなく肉球を押して爪のチェックをして下さい。
これから爪切りが始まることは絶対に悟られないようにしてね。
前章の「嫌がる猫ちゃんへの対策」でお話ししたように、普段から、肉球や爪をさわる習慣ができていれば、少し引っ込めることはしますが、抵抗はしなくなります。
猫の爪切りの手順③
抱っこしているお布団で頭を隠す
抱っこしているお布団で頭を隠して下さい。
それもごく自然に…。
その後、落ち着くまで(体重を預けてくるまで)しばらく抱っこします。
猫の爪切りの手順④
準備は万端!爪切りしよう!
- できれば、抱っこしている人と爪を切る人の2人でタッグを組んでください。
(おおらかなねこちゃんなら1人でもできますが、神経質なねこちゃんは1人では厳しいかもです。) - 軽く、肉球を抑えて爪を出します。
(あくまでも軽くしてください。ギュッと握ると嫌がります。) - 先端の部分だけカットします。
できるだけ垂直にカットして下さい。
(斜めにカットすると、引っかかります。)
カットの目安は、本当の先端部分のみ。(上の画像の赤線のところまで)
根元には薄くピンクの部分が見えます。
そこは血管があるので、カットすると血が出て痛いです。
うちの猫の爪カット後の写真です。
この写真はちょっとカットし過ぎかもしれません。
病院でカットしてもらうと、この辺まで爪切りしてくれますが、自分でカットする場合は、「本当に先端の部分だけカットできればOK!」くらいにしておくのが無難だと思います。
猫の爪切りの種類
一言で猫の爪切りと言っても、いろいろ種類があります。
ここでは、初心者でも比較的扱いやすい、2種類の爪切りをご紹介します。
はさみタイプ
- 初心者向け
- 音があまりしない
- (欠点)均等に力が入りずらい
ギロチンタイプ
- スパッと切れる
- 音がしない(「サクッ」っていう音が出る感じです。)
私が使っているのはこちら ↓
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まとめ:猫の爪切りはコツさえつかめれば自分でできる!ただし、少しでも不安な方は病院でカットするのがベスト
爪切りは、飼い主とねこちゃんの連携がとても大切です。
ねこちゃんが1回でも「いや!」となってしまっては絶望的です。
そうならない為にも、忍耐強く、少しずつ、爪切りをしてあげてください。
私はいつも抱っこする場所に爪切りを置いています。
抱っこしながら伸びた爪がないかチェックし、あれば、伸びた爪だけ切っています。
大体、2本切ると気が付いて嫌がるので、嫌がったら抱っこをやめて好きな「ちゅーる」を少しあげています。
そうすることで、いいイメージがねこちゃんに植え付けられます。
余談ですが、家の猫は、腎臓病ステージⅢです。(腎臓病については、「【実録!】猫の病気と治療法・治療代(腎臓病編)」で記事にしています。)
なので、塩分控えめの「ちゅーる」をあげています。
普通の「ちゅーる」よりもちょっとだけ安心して、ご褒美をあげることができます。
猫の病気が心配な方は、普通の「ちゅーる」の合間に、こういった「ちゅーる」をあげてみるのもおすすめです。
話は戻りますが、爪が伸びる速度は全て同じペースではないので、数日おきに「2~3本くらい切る習慣がつけばいいなぁ」という感覚でいいと思います。
また、もし本当に爪切りができるか不安であれば、爪切りを買う前に、ねこちゃんの顔を隠して抱っこしながら、はさみ等を爪に当てて、どんな反応をしてくるかチェックしてから購入を考えてもいいと思います。
いきなり足をバタバタするねこちゃんは、難しいと思います。
抱っこできないようであれば、動物病院で爪切りするのがいいかもね。
病院にもよりますが、500円~1,000円くらいで爪切りしてもらえます。
くれぐれも、ねこちゃんがストレスを感じない選択肢を選んであげてください。
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