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相続で揉める家族の特徴8選|その原因と対策は?

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相続で揉める家族の特徴○選|その原因と解決策は?

最近、相続問題はお金持ちだけでなく、一般家庭にも多いと聞きますが、うちは大丈夫か心配です。

この記事ではこんなお悩みを解決します。

先に結論!

現代は、小さいものも含めると、どこの家庭でも相続問題は発生します。
その中でも、特に相続で揉める家族にはある特徴があります。
ただし、対策を講じておけば、ある程度は回避できます。

 

以前は相続問題はお金持ちの問題でしたが、昨今では、ネットなどで情報があふれ、お金がない家庭でも、少なからず相続問題が起こります。

実は、相続で揉める原因は「お金(財産)」というよりも「人(家族)との関係性」という場合が多いと、税理士事務所勤務時にお客様と接するたびに感じていました。

そこで、この記事では、税理士事務所勤務時に経験した相続問題も踏まえ、まずは「相続で揉める家族の特徴」をあげ、その根拠と解決策を提示していきます。

【本記事の内容】
  • 相続で揉める家族の特徴と原因
  • 相続で揉めない解決策

この記事を書いている人 -WRITER-

りん:FP(元税理士事務所勤務)

税金や社会保険などのわかりづらい内容を、できるだけわかりやすく説明しています。その他、アラフォーからチャレンジしているブログ運営や、ペットについても発信しています。

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相続で揉める家族の特徴8選

相続で揉める家族の特徴

相続で揉める原因は「お金」だけではありません。

相続人同士の「不平等感」も相続で揉める原因の1つです。

ひと昔前は、長男が家督を継ぎ、家督を継いだ長男が、親の面倒を見て、土地建物や現金などの財産を継ぎました。

次男は自力で財力を付ける必要があり、娘は嫁に行くしか選択肢がなく、「不平等」な世の中でした。

一方、現代では、家督を継ごうが継ぐまいが、親の面倒を見ようが見まいが、「相続人には平等に遺産が分割される法律」になりました。

ただ、この「平等」という言葉、聞こえはいいですが、介護などの面倒を見た相続人からすれば、「不平等」な一面もあります。

現代での法律では、こういった問題を置き去りに、法定相続分を均等に分割することが「平等」と称されるようになってしまいました。

この様に「平等」という理念を掲げた法律により、「不平等」が発生してしまった結果、相続問題が誰にでも起こりうる問題に発展してしまいました。

相続問題の発生原因は1つだけではなく、以下であげる原因が複数積み重なって起こることがほとんどです。

まずは、「相続で揉める家族の特徴」を見ていきましょう。

相続で揉める家族の特徴
  1. 相続が発生する前から仲が悪い
  2. 生前に多額の贈与をされた相続人がいる
  3. 被相続人の介護をした相続人がいる
  4. 被相続人と同居していた相続人がいる
  5. 被相続人の財産管理を1人の相続人がしていた
  6. 土地建物などの換金されにくい資産が多い
  7. 想定していない相続人がいる
  8. 相続人や相続人の家族にクレーマー気質の人がいる
こんな身近なことにも原因があるなんて・・・

特徴①
相続が発生する前から仲が悪いまたは連絡を取り合っていない

相続が発生する前から仲が悪い場合は、必ずと言っていいほど、相続問題が勃発します。

遺言書があれば、その可能性は少なくなりますが、遺言書がなく話し合いで解決しなければならない場合には、基本的には法定相続分に沿って話し合いが進められます。

しかし、仲が悪い相続人どうしでの話し合いでは、それぞれが少しでも、価値があり、換金性の高い相続財産を得ようと画策します。

こういった場合、「他の相続人よりも法定相続分以上の遺産を得よう」とし、それに他の相続人も応対することになり、話し合いがまとまりません。

さらに激化すると、遺産分割協議の場がお互いの誹謗中傷の場になり、精神ばかり消耗してしまいます。

また、音信不通の相続人がいた場合は、その相続人が見つかるまで、遺産分割協議はできず、長期化します。

特徴②
生前に多額の贈与をされた相続人がいる

生前に被相続人から多額の贈与を受けていた場合(これを「特定受益」といいます)、相続問題に発展することがあります。

例えば、結婚資金や住宅購入資金、事業資金の援助などが、「特定受益」としてあげられます。

また、稀ではありますが、他の相続人が高校までしか行かなかったのに、1人だけ大学まで出してもらえたとか、その逆に、みんな大学まで出してもらえたのに、1人だけ高校までしか出してもらえなかった場合でも「特定受益」を指摘する方もいます。

このように、当時は「ずるいな」と思っていたり、納得は言っていなくても言葉には出していなかった感情が、相続の話し合いで、その頃の不満が爆発することも少なくありません。

特徴③
被相続人の介護をした相続人がいる

先程お話ししたとおり、今の法律では、相続人の権利は「平等」です。

被相続人の介護をした相続人も、何もしなかった相続人も、遺産は「平等」に分割されます。

どうでしょう。この「平等」は、介護をした相続人からしたら「不平等」にしか感じ取れませんよね。

この介護をした相続人にとっての「平等」は、自分が介護をした分、多く遺産を相続してもらうことになります。

この「平等」の思いの違いが、他の相続人にわかってもらえない場合、相続争いが起こります。

ここで私が、以前、勤務していた税理士事務所で経験したお話しを少ししたいと思います。

相談に来られたお客様は、入院していた親の介護のため、毎日病院に通った交通費と日当を要求していました。

ここまで聞くと、「自分の親なのに・・・」と思われるかもしれません。

私も最初はそう思っていました。

でも、その方によくよくお話しを聞くと、ご自分でも主張し過ぎだとは思っていらっしゃるようですが、面倒を見なかった兄弟があまりにも理不尽な言いがかりを言ってくるので、「どうしても多く遺産をもらわないと気が済まい」とのことでした。

「むなしい」とまでおっしゃっていましたが、法律の「平等」には逆らえません。

ただ、最近、介護や面倒を見た「寄与分」が認められ、他の相続人よりも多く、遺産をもらえる法律もできました。

ですが、この法律は、相続人同士の話し合いで、寄与分を認めるか、認めるとしたらどの位の割合を認めるかを話し合わなければならず、結局のところ、ほとんど機能していません。

この様に、普段では、お互いに気を遣える相手でも、相続の話し合いでふとしたきっかけで出た不平不満がどんどん広まり、相続で揉める原因になってしまいます。

特徴④
被相続人と同居していた相続人がいる

被相続人と同居していた相続人がいた場合もトラブルの原因になります。

「生活費を親にだしてもらったのではないか」と生前贈与を主張されることもあります。

また、土地建物しかなかった場合、その土地建物の権利について主張される場合もあります。

特徴⑤
被相続人の財産管理を1人の相続人がしていた

被相続人の財産管理を1人でしていた場合、「使い込み」で疑われる場合が非常に多いです。

どんぶり勘定をしていた場合や、通帳から1度に多くの現金を引き出していた場合は、あらぬ疑いがかけられます。

対策としては、

  • 被相続人専用の家計簿をつける
  • 通帳から引き出した場合はその理由をメモする
  • 領収書をすべて取っておく

などがありますが、そもそも相続で揉めているときは、これらの対策を練っても、トラブルは起こります。

できれば、相続人2人以上で、被相続人の財産管理をすることをおすすめします

特徴⑥
土地建物などの換金されにくい資産が多い

相続財産に土地建物・株券などの換金性がない資産がある場合も相続で揉める原因になります。

特に相続人が住んでいる土地建物が相続財産に含まれていた場合は、その分割方法で揉めてしまいます。

特徴⑦
想定していない相続人がいる

相続人には想定していない相続人がいることもありますが、そういった相続人も被相続人にしてみれば、想定済みだと思います。

具体的に例を1つあげると、認知をした子供が「想定していない相続人」でしょうか。

また、これはほぼないですが、家族の知らないところで養子縁組をしていれば、相続人にとっては、「想定していない相続人」になるでしょう。

再婚の場合は、子供たちが知らないだけで前妻との間に子供もいるかもしれません。

これらの想定していない相続人も平等に財産を受け取る権利があります。

想定していない相続人が現れると、相続人は心の準備ができていない分、平常心でいられず、先ずは拒否反応から入ります。

この拒否反応により、冷静さはなくなり相続トラブルがますます激化していきます。

特徴⑧
相続人や相続人の家族にクレーマー気質の人がいる

「クレーマー」と言うとちょっと言葉はきついですが、「どうしても自分が人より利益が多くないと「損」した気分になる」方が最近多いようです。

そんな方が、相続人や相続人の家族の中にいると、話し合いがまともに進みません。

元来、相続人の家族は権利者ではないので、話し合いに参加できないばかりか、その意思は尊重されないものですが、相続人の家族の意思に従ってしまう相続人が結構多いと感じます。

具体的に言うと、相続人の妻が、相続についてあれこれ調べてきて、相続人である夫に指示します。

その夫もその指示にあった成果を上げないと、家に帰ってから妻に色々と言われるらしく、どうしても主張が激しくなります。

これは、嫁姑問題と似たところがあり、板挟みになっている相続人は、不幸でしかありません。

また、この逆も多くあります。

つまり、妻の相続があった場合です。

夫が今までのキャリアを基礎に、妻に「それは違う」などのアドバイスをします。

例えば、兄弟で穏便に話し合いが進んでいるときに、そのことをちょっとした会話で夫に話したところ、夫からのなんらかのアドバイスがあり、揉めてしまうことも多々あります。

この様にせっかく上手く話し合いが進んでいても、第三者が間接的にも介入しだすと、たちまち相続問題で揉めてしまいます。

このケースが「昔は仲のよかった兄弟」が揉めてしまう原因になります。

こういった場合、相続人がアドバイスをくれる家族にきちんと、「自分の家族(兄弟)のことに口出しするな。」と言って、一線を引けばいいのですが、そうなると、自分が今暮らしている家族(配偶者や子)との歪がでてしまい、なかなかそういう訳にはいかないようです。

 

相続人が揉めずに遺産相続するために被相続人がすべき対策

相続人が揉めずに遺産相続するために被相続人がすべき対策

相続人が将来、相続で揉めることがないよう、被相続人が対策を講じておくことで、相続がおきても、相続人同士のトラブルを軽減できます。

相続トラブルを防ぐために被相続人がすべき対策
  • 弁護士に相談する
  • 遺言書を書く
  • 生命保険に加入する
  • 普段から家族と話し合いをしておく

それでは1つ1つ見ていきましょう。

対策①
弁護士に相談する

相続で揉める家族の特徴に1つでも当てはまるものがあれば、必ず弁護士に相談しましょう。

市区町村にもよりますが、大体30分無料で相談にのってくれることがあります。

その他、「弁護士会」などでも30分~1時間で5,000円位で相談にのってもらえます。

もちろん財産が多い方は、こういった無料相談ではなく、キチンとした法律相談をお願いして下さい。

私は別件で法律相談を何回か受けたことがありますが、1時間1万円~1万5,000円前後で相談してもらえました。

一見高いと感じる方もいらっしゃると思いますが、一般人であれば、この金額で大体の悩みは解決します。

「法律的にはどうなんだろう?」とネットサーフィンしても得られる情報は限られています。

さらに、ネットでは自分の都合のいい情報ばかり集めてしまい、ミスリードされることがあります

法律はちょっとした違いでも結果が全然違うので、くれぐれも気を付けてくださいね。

どんなところで法律相談できるのかについては、「弁護士への法律相談で注意すること・相談場所がすべてわかる!」で詳しく説明しています。(気になる弁護士費用については「【誰でもすぐわかる!】弁護士報酬基準(費用)を徹底解説 」をご覧ください。)

相続の相談に行くときは、下記メモや資料を持っていくと話が早いです。

  • メモ用紙・筆記用具
  • 人物相関図(家系図)
  • 財産一覧(もちろん簡単なメモでOK)
  • 登記簿謄本(有料の法律相談では持参するように言われることがあります。)

法律相談の予約を入れる時は必ず、持ち物を確認して下さい。

「手ぶらでもいいですよ。」と言われても、上記のものはなるべく持参しましょう。

対策②
遺言書を書く

家族が揉めない一番の対策は、遺言書を書くことです。

できれば、遺言書を書く際も遺言の内容を弁護士に相談して書くことをおすすめします。

遺言書は、不備があると無効になります。

できれば公証役場か弁護士に依頼することをおすすめします。

対策③
生命保険に加入する

生命保険には、相続税対策だけでなく、相続トラブルに対応できる保険があります。

生命保険を活用すれば、遺言書ほどの手間がかからず、遺産を分割できます。

相続問題を生命保険で解決する方法については、下記で記事にしています。

今では、無料で保険相談にのってくれるところがあります。

自宅で相談もできますし、自宅で相談しづらい場合は、店舗や喫茶店でも相談にのってくれるのでおすすめです。

ここではおすすめの保険相談窓口をピックアップしました。

 
保険見直しラボ
くわしく見る
 保険マンモス 
くわしく見る
保険のトータル
プロフェッショナル
くわしく見る
 保険ガーデン  
くわしく見る
みんなの生命保険
アドバイザー
くわしく見る
店舗相談
訪問サービス
オンライン相談
生命保険 ○(21社) ○(店舗による) 派遣される
FPによる
派遣される
FPによる
派遣される
FPによる
損害保険(火災保険) ○(11社) 派遣される
FPによる
派遣される
FPによる
派遣される
FPによる
公式HP 保険見直しラボ 保険ショップマンモス

 

こちらからすぐに相談を申し込めるので、気になった保険窓口相談があったら申し込んでみて下さいね。

保険の窓口についてはこちらの記事を参照して下さい。

対策④
普段から家族と話し合いをしておく

普段から家族とよく話し合いをしておくことも有効です。

ただし、相続人の一部と話をしても意味がありません。

たとえば、子が2人いた場合、そのうちの1人と「お前には土地建物をやるから、現金は他の兄弟に相続させてくれ。」と話しても、かえってトラブルになるだけなのでやめましょう。

話し合いをする場合は、相続人全員で集まってするのが絶対条件です。

ただし、この話し合いにより、家族関係が崩れることもあります。

ですので、家族間の話し合いでは、お互いの要望を聞くだけの「場」にして、ご自分で相続についてキチンと決めることが、トラブル対策になります。

「決定事項は被相続人が決めた」と相続人が納得すれば、誰も口出しできません。

どういう結果であろうと、すべては被相続人の責任下において行えば、相続人同士の心のわだかまりは少なくなります。

 

まとめ:相続で揉める家族の特徴に1つでも心当たりがあったら、早めの対策を!

まとめ:相続で揉める家族の特徴に1つでも心当たりがあったら、早めの対策を!

相続については、実は、「みんなが円満に」ということはほぼありません。

また、1つの相続が終わって、次の相続が発生した際に、1つ目の相続の残っていた私恨が再発する事例も見てきました。

そういった、争いを避ける方法は1つしかありません。

それは、被相続人がキチンと財産整理をしておくことです。

まだまだ、若い気でいらっしゃる方もいますが、そういう方の多くは、「そのうち考えよう」と問題を先延ばしにしています。

病気になった際、余命宣告をされた場合は、まだ、整理の時間も持てますが、急な不幸が襲ってくることもあります。

何も遺産について整理してなければ、遺族である相続人は、急な不幸で悲しみの中、遺産トラブルに対応しなくてはならず、大変な思いをします。

今回ご紹介した、「相続で揉める家族の特徴」に1つでも思い当たるものがあれば、「そのうち」ではなく「すぐに」でも行動しましょう!

 

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